都へ繋がる港町として栄えた宮津。

 

その宮津が誇る名建築。

 

◆旧三上家住宅◆

(国指定重要文化財)

*観覧料¥300

 

三上家は山名氏に仕えてきた家柄と言われ、後に商人となり髪を束ねる元結の製造販売を皮切りに、糸問屋、酒造業や廻船業で財を成しました。

 

 

現在の主屋は天明3年(1783)の築造。

 

日本遺産の"丹後ちりめん回廊"の構成文化財のひとつでもあります。

 

 

広々とした通り土間と見事な小屋組。

 

ナカノマ

 

衝立の絵は出雲の絵師、堀江友聲によるもの。

*読みは"ホリエユウセイ"

 

5年間程、宮津に滞在していた時期に描かれたものだそうです。

 

仏間

 

息を呑む豪壮な仏壇。

 

それ以上に天井に圧倒される。

 

 

木目を活かした美しき天井。

 

暫し見惚れて時を忘れる…

 

 

名建築の見所、釘隠しも色々。

 

 

 

シンザシキ

 

新座敷は文政3年(1820)の増築。

 

三上家の所蔵品が展示されています。

 

式台

 

天保9年(1838)、本陣に指定され、宮津藩の視察団を迎える為に急遽作られたものです。

 

三上家庭園

(京都府指定名勝)

 

宮津藩御用庭師による作庭と伝わります。

 

貴族や皇族も訪れ鑑賞した名園です。

 

 

庭の前を抜け、奥へ。

 

茶室

 

気品ある配色の壁に趣向を凝らした天井。

 

 

主屋の中心に戻ります。

 

ここが旧三上家住宅の最大の見所。

 

ニワザシキ

 

天保9年(1838)の築造で、座敷から庭園の全景を望めます。

 

葦で作られた夏障子も風流。

 

 

波打つ欄間の鯉には玉眼が嵌め込まれています。

 

 

ここで一日微睡んだり、読書をしたり…四季それぞれの空気と音を愛でて過ごしてみたい。

 

 

ツギノマから伸びる縁側。

 

什器蔵

 

主屋の奥に建つ蔵。

 

北前船・廻船業がどれ程の力を持っていたかを窺い知るひと時でした。

 

これにて2日目の漫遊も終了。

 

宿のある伊根へ向かいます。

 

続く。