常寂光院を後にして、

 

小倉山の麓のもうひとつの名刹へ。

 

嵯峨野の街道を進むと、風格のある門が現れます。

 

◆二尊院◆

総門

(京都市指定有形文化財)

 

慶長18年(1613)に伏見城から移築された薬医門です。

 

総門に続く石畳も風流。

 

紅葉の馬場

 

紅葉の名所としても知られる二尊院。

 

モミジの参道は青モミジに包まれています。

 

 

美しく優雅な風景。

 

 

視線を下ろせば、苔にも魅せられます。

 

 

参道を振り返る。

 

この通り、空間を完全独占。

 

石段を上がり、塀に沿って進みます。

 

 

門の脇には、湧水が流れています。

 

勅使門(唐門)

 

永正18年(1521)建立の門。

 

その名の通り、往時は勅使専用の開かずの門でした。

 

 

蛙股に椿の装飾発見。

 

 

内側から額縁に見立てて。

 

紅葉の季節とはまた違った雰囲気。

 

御本堂

(京都市指定有形文化財)

<由緒>

天台宗 小倉山二尊教院華台寺

創建:承和年間(834〜847)

御本尊:釈迦如来・阿弥陀如来

開山:円仁

開基:嵯峨天皇

 

嵯峨天皇の勅命により円仁が開山。

 

寺号は2体の御本尊に因みます。

 

境内は小倉百人一首の撰者、藤原定家の時雨亭跡と伝わります。

 

また、小倉あん発祥の地でもあります。

 

 

御本堂は永正18年(1521)の建立。

 

 

所々に設けられた枯山水の庭園。

 

御本堂に上がり、裏へ回ります。

 

 

石畳と敷き詰められた石たちの美。

 

境内に響く獅子脅しの音。

 

 

夏の京都の暑さを暫し忘れ、心の涼に浸る…

 

六堂六地蔵の庭

 

斜面に造られた庭園に六地蔵が佇んでいます。

 

 

花頭窓の額縁と風鈴。

 

再び表に戻ります。

 

弁天堂

(御祭神:九頭竜大神・宇賀神)

 

門前の池に棲む霊蛇を成仏させた事に由来するお堂です。

 

 

緑の中の紅一点。

 

 

苔とモミジの緑が身にも心にも染まったお参りでした。

 

 

境内を後にして、嵯峨野の更に奥へ。

 

続く。

 

 

6年前の訪問時の記事↓