有松から在来線で20分。

 

愛知が誇るお宮へ向かいます。

 

<旅の行程>

1日目:有松→熱田→名古屋→豊田

2日目:豊田→足助→岡崎

 

明治神宮や宮崎神宮など、全国には伊勢神宮を模した神社がありますが、そのひとつが熱田神宮。

 

神宮駅の目の前に広がる広大な社叢。

 

その中に建つ神明鳥居。

 

◆熱田神宮◆

正門(南門)

 

その先に続く木漏れ日の参道。

 

 

参道に架かる伊勢神宮の火除橋の様な橋。

 

その下には神池に続く小川が流れています。

 

第二鳥居

 

鳥居をくぐると、そこにはそびえる大楠。

 

大楠

 

弘法大師御手植えと伝わり、その樹齢も1000年超と言われる楠。

 

天空に広がる雄大な枝葉に圧倒されます。

 

信長塀

 

永禄3年(1560)に戦勝祈願を行い、桶狭間の戦いで勝利を収めた織田信長が奉納したもの。

 

日本三大土塀に数えられています。

(他二大は三十三間堂の太閤塀、西宮神社の大練塀)

 

第三鳥居

 

木漏れ日の参道から鳥居を抜け、陽射しの下へ。

 

 

御朱印待ちの大行列…

(この日、御朱印は即座に断念)

 

本宮

<主祭神>

熱田大神

 

景行天皇43年(113年)、日本武尊の崩御後に三種の神器のひとつ、草薙神剣をこの地に祀った事が創祀と伝わります。

 

熱田大神とは草薙神剣を依り代とした天照大神の事。

 

相殿には天照大神・素盞嗚尊・日本武尊・宮簀媛命・武稲種命が祀られています。

 

宮簀媛命・武稲種命は尾張を支配していた尾張国造の御子で、宮簀媛命は日本武尊の妃です。

 

*本宮内撮影禁止

 

代わりに、案内板の全景写真。

 

 

かつて本宮はこの地特有の尾張造でしたが、明治26年(1893)に三種の神器を祀る事から、伊勢神宮と同じ神明造へと改築されました。

 

お参りを済ませて、本宮を囲む小径へ。

 

こころの小径

 

小径には様々な境内社が鎮座しています。

 

一之御前神社

(御祭神:熱田大神荒魂)

 

神様の穏やかな側面である和魂に対して、勇猛な側面が荒魂。

 

御田神社

(御祭神:大年命)

 

五穀豊穣の守護神を祀ります。

 

祈年・新嘗祭では供物を投げて鳥に食べさせる"烏喰の儀"が行われます。

 

土用殿

 

明治時代まで草薙剣が収められていた御殿。

 

現在の御殿は昭和46年(1907)の復元です。

 

 

そびえる御神木。

 

小径から表に戻り、境内散策。

 

二十五丁橋

 

名古屋最古の石橋で、板石が25枚並んでいる事がその名の由来。

 

清雪門

 

天智天皇7年(668)、朝鮮の僧侶が草薙剣を盗んだ際に通ったと伝わる門です。

 

神剣を取り戻した後、門は固く閉ざされました。

 

南新宮社

(御祭神:素戔嗚尊)

 

境内唯一の朱塗りの社殿。

 

上知我麻神社

(御祭神:乎止與命)

*読みは"カミチカマジンジャ"

 

御祭神の乎止與命は尾張国造。

*読みは"オトヨノミコト"

 

その為、地主神と崇敬されています。

 

社殿は尾張造。

 

八剣宮

(主祭神:熱田大神)

 

上知我麻神社と同じ敷地に建つお社。

 

本宮と同じ御祭神に同じ造り。

 

武家からの崇敬厚く、織田信長や徳川家により造営が行われてきました。

 

草薙剣を神体とする熱田神宮。

 

歴史を感じる建造物に溢れている境内。

 

気付けば1時間。

 

濃密なお参りでした。

 

続く。