大丸別荘宿泊記、庭園編です。
6500坪の敷地の半分を超える、3500坪の回遊式日本庭園。
その周りを宿泊棟が囲っています。
県道や高速道路に挟まれた立地とは思えない、穏やかで静かな空気が流れています。
池に架かる橋が庭園に風格を与えます。
筑紫橋
飛び石で池を渡ることも出来ます。
春は桜と躑躅、夏は新緑、秋は紅葉、四季折々の風景を楽しめるそうです。
池の対岸へ。
大正亭
大正7年(1918)築造の大正亭。
8部屋から成り、それぞれの意匠が楽しめます。
昭和天皇陛下がご宿泊されたのが、この大正亭の雲井の部屋。
飛梅(宴会場)
昭和亭
飛梅に連携している昭和亭。
昭和45年(1960)築造で、全6部屋。
昭和の古民家風の意匠だそうです。
庭園側の入口を除くと、ブルーシートが掛かっていて工事中の様でした。
階段や天井、梁、昭和の和風建築の醍醐味を感じる造り。
左の梁には金色の仏像がちょこん。
この色々てんこ盛りな感じが昭和っぽい?
寺院の風情漂う、大正亭に続く回廊。
(大正亭は宿泊者しか入れない模様)
夜の庭園も仄かな灯りで良い雰囲気。
次回は大正亭に泊まりたい。
昭和亭
この先は電気が消されていて、閉業状態。
コロナ禍で稼働率も落ち、大型旅館ゆえ、客室や施設の維持に苦労も多いのでしょうね…
(コロナ前は場所柄、外国人も多かったでしょうし)
昭和天皇陛下がご宿泊された際に使用された品々と、創業以来の調度品が展示されています。
照明の"DAIMARU INN"がレトロ。
ロビー松風
飾られている彫刻や銅像は先代が収集したものだそうです。
旅先で出会う老舗名旅館。
長年の夢が叶った宿泊でした。
駅に向かいながら、温泉街をふらふら。
博多湯
万延元年(1860)開湯、九州最古の博多湯。
その歴史は奈良時代まで遡り、万葉集でも"次田の湯"と謳われた二日市温泉。
薬師如来のお告げにより藤原虎麿が掘り当てて、娘の病を治癒した伝わります。
江戸時代には、日田街道の二日市宿として賑わい、町には川が流れ、湯処が連なっていたそうです。
夏目漱石も"温泉のまちや 踊ると見えて さんざめく"という俳句を残しています。
御前湯
藩主・黒田家専用湯処の跡地に建つ共同湯。
川に柳に湯処…
往時の風景は失われ、今では温泉施設は数軒ほどで、住宅街に変貌しています。
ご当地マンホール
市の木ツバキと藤まつりに因んだ藤の柄。
漫遊二日目、久留米へ向かいます。
続く。


















