ホテルニューグランド宿泊記後編。
ニューグランドの代名詞であるザ・ロビーと大階段の風景を送ります。
時刻は20時、館内はひっそり。
大階段を上がり、ロビーへ。
大階段から見上げた風景。
鏝絵を彷彿とさせる白漆喰の壁面装飾。
親柱の装飾はごついブーケ風。
階段や壁面を包むタイルの風合いがそれぞれ異なっていて、見惚れます。
エレベーター周りの装飾が見事。
時計の上には京都の匠、川島甚兵衛が制作した綴織の天女奏楽之図。
梁の部分には、ホテルのロゴマークでもあるフェニックスの装飾。
柱の透かし彫り装飾もフェニックス。
大階段を見下ろす。
夜のタイルが妖艶な雰囲気を醸します。
ザ・ロビー
白を基調として、石の柱を配置した空間。
照明が洋風釣り灯籠風情。
それに対し、奥は艶やかな木の柱の空間。
厳かながら落ち着く雰囲気。
翌朝。
再び、ロビー散策。
大階段
カーペットが赤ではなく青なのが横浜らしい。
陽の光を受けて輝くタイルたち。
夜とはまた違った魅力。
白と青の中、赤い天女図が映えます。
梁を埋める幾何学的な装飾。
扉の向こうはレインボーボールルーム。
アーチ型の天井が見事な宴会場ですが、残念ながら見学出来ず。
ロビーを振り返る。
壁の半円型装飾には妖艶な女性が描かれていて、進駐軍に接収されそうになったそうです。
柱の装飾は弁天様。
海の街らしい和洋折衷装飾。
素晴らしいのは装飾だけではありません。
キングスチェア
見事な天使の装飾が施されています。
開業当時から多くの人が触れ、角が取れて丸くなった手摺りの天使。
ルームキーもレトロ仕様。
ロビーフロアには旧メインダイニングの"フェニックスルーム"があり、普段は見学が出来ないのですが、平日限定不定期にランチ営業をしているので、近い内に入ってみたい。
ホテル前の枝垂れ桜は開花までもうひと息。
子供の頃から馴染みの山下町。
けれど、ホテルの中に一歩足を踏み入れると、そこには文明開花の香りが漂い、時を超えた異空間にでも迷い込んだ錯覚を覚えます。
横浜のレガシーホテル。
その勇姿をいつまでも。
以上、
クラシックホテルでのひと時でした。
(残り7つは10ヶ年計画)



















