三朝温泉木屋旅館宿泊記。

 

最終編は館内散策の風景です。

 

江戸時代は木材卸商、明治元年から旅館へと転業した木屋旅館。

 

館内の調度品がその歴史を物語ります。

 

ロビー

 

江戸〜大正時代の家具や調度品たち。

 

飾り付けのセンスも良く、見ていて楽しい。

 

館内図を見て冒険妄想。

 

 

明治の館から大正の館へ続く廊下。

 

 

 

坪庭の先を左に行くと男性内湯。

 

 

右手には雰囲気抜群の談話室。

 

囲炉裏の間

 

居心地良くて、湯上がり後にまったり。

 

右の雛人形は江戸中期の享保雛。

 

目を惹く藍染めの筒描き。

 

 

大女将さんの趣味だったようで、藍染めの作品や暖簾が館内を飾っています。

 

 

収集家の本にもそのコレクションが掲載される程。

 

 

機織り機も展示されていて、さながら民芸資料館。

 

また、大女将のお父様は俳句家としても知られる河本緑石で、宮沢賢治とも交流があった人物。

 

 

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の登場人物カムパネルラのモデルもこの河本緑石と言われています。

 

 

藍染めの暖簾をくぐると、昭和の館。

 

 

印象的な竹の柱や欄干。

 

 

昭和の館は見事な数寄屋造り。

 

 

柱や建具がどれも自然のままの木材な感じ。

 

かつては木材商だったからこそ揃えられたのもかもしれませんね。

 

 

料亭風情に見惚れる。

 

 

次回は昭和の館に宿泊してみたい。

 

 

増築によりアップダウンを繰り返す館内。

 

 

壁掛けや手摺りカバーも藍染め。

 

藍染商品の通販もしているようです。

 

 

三階の廊下からの眺望。

 

しっとりした温泉街に朝霧の山並み。

 

お湯と宿の素晴らしさに加え、温泉街の雰囲気も良くて、逗留したくなります。

 

 

大正時代の姿を写した写真。

 

素晴らしい歴史を誇り、その奥深い風情を今に伝える名旅館。

 

館内の素敵な飾りに、宿と歴史への愛を感じます。


ほんのひと時でもその空気に触れられた事がともかく嬉しくて、最高の滞在になりました。

 

 

またいずれ…必ず訪れたい。

 

次回、温泉街の風景を送ります。

 

続く。