萩で過ごす夜、小粋な美食の宵。
漫遊3日目の夜の宴の風景を送ります。
「芳和荘」さんから徒歩数分、住宅街の一角にある昭和41年(1966)創業の割烹料理店にて。
割烹千代
和やかな雰囲気の店内。
良き料理店は入った時の空気感が違う。
予約していたのは萩名産の甘鯛のコース。
萩のあまだいフルコース
先付け
可愛らしい小鉢の中の美食たち。
鰯のちまきに飛魚の南蛮漬け、イカの沖漬け、筍、酢の物。
ちまきと言えば、山菜系しか食べた事が無かったので、とても新鮮。
早速、甘鯛のお造り登場。
甘鯛のお造り
この淡く何とも美しい桃色…
刺身、炙り、昆布締めと味比べ。
炙れた香ばしい皮と身の甘味がお互いを素晴らしく引き立てていて、別格の美味しさ。
近畿では"グジ"とも呼ばれる高級魚、甘鯛。
その特徴は上品な甘味に瑞々しい身。
美食のお供は萩の銘酒で。
長陽福娘 山田錦純米酒ライト
夏らしくスッキリ柔らかな味わい。
チェイサーも蔵の仕込み水です。
甘鯛の塩焼き
さっぱり蛋白な味わいの中にも、脂がのった甘鯛ならではの甘味とコクが深い。
そして、ぷりぷりほくほくな食感。
甘鯛の茶碗蒸し
甘鯛と玉子の甘味、出汁の風味の調和。
ここでもうひとつの萩名物を別途注文。
鯨の特選盛り合わせ
尾の身、ベーコン、本皮、鹿の子、さえずり。
山口県下関は捕鯨船の母港。
そんな本場で食べる極上の鯨肉たち。
ここでメインの登場です。
初日に続き甘鯛しゃぶしゃぶです。
甘鯛のしゃぶしゃぶ
ねっとり艶やか。
火を通すと、身の弾力が増し、そのコクと脂が丁度良い塩梅。
甘鯛の夏みかん詰め
萩名物コラボ。
甘鯛の天婦羅
サクサクほくほく。
揚げた時の食感は金目鯛にも似ている。
甘鯛のアラ汁
脂のノリが良い甘鯛ですが、上品でクセも無いので、スッキリとそのコクを味わえます。
握り
鯵、甘鯛、烏賊、雲丹。
締めに握り寿司も贅沢なラインナップ。
大満足の満腹さんです。
デザート
鯨の箸置きが気に入ったので購入です。
店内の風景。
地産地消、郷土を大切にした割烹料理店。
板前さんも店員さんも、素で温かく明るい笑顔が印象的でした。
萩の人の気質なのかもしれませんね。
美味しい料理は勿論ですが、この人達にまた会いに、そして、この空間に浸りたい…
そんな風に感じさせてくれるお店。
素晴らしき旅のひと時に感謝。
次回、早朝重伝建散歩の風景を送ります。
続く。



















