かつて、周防・長門の2国から成り立っていた山口県。
そして、防府に周防国府が設けられました。
◆周防国分寺◆
(国指定史跡)
楼門(仁王門)
(山口県指定有形文化財)
巨大な楼門は文禄5年(1596)に毛利輝元、明和4年(1767)に毛利重就に再建・改修されたもの。
国分寺の威厳を今も放つ存在感。
門前の楠も楼門を覆う巨木。
野菜らしき装飾が面白い。
(左側のは大根か蕪か)
門の先の広々とした境内。
その先には重厚な堂宇。
金堂(御本堂)
(国指定重要文化財)
<由緒>
高野山真言宗 浄瑠璃山 周防国分寺
創建:不詳
御本尊:薬師如来
天平13年(741)、聖武天皇の勅命により東大寺を総国分寺として、全国に建立された国分寺。
創建年代は不詳ですが、天平勝宝8年(756)には既に存在していたそうです。
現在の金堂は安永8年(1779)、長州藩第7代藩主・毛利重就により再建されたもの。
殆どの国分寺が跡地だったり、堂宇が建っていても近世の建立という中で、当初の建立地に金堂が建っているのは大変珍しく貴重なもの。
圧倒的な迫力。
横からぐるりと裏側へ。
御本尊の薬師如来坐像を始め、金堂には国重文の木造仏像が複数安置されています。
水鑑の井戸
太宰府へと下向する菅原道真がこの地に立ち寄り、井戸に写る姿で自画像を描き奉納したという伝承が残る井戸です。
中門跡地
蘇鉄と土塀が西日本らしい。
聖天堂
(御本尊:聖天尊)
持仏堂(客殿)
お参りを済ませ、街道を進みます。
往時の雰囲気を残す街道。
周辺には、防府天満宮の大宮司家、武光家の屋敷跡も残っています。
武光家屋敷跡
佐波神社
(御祭神:天照大神・素戔嗚尊・倉稲魂命 他)
周防国の総社です。
ご当地マンホール
佐波川、右田ヶ岳、鮎、菖蒲の柄。
次回、毛利邸の風景を送ります。
続く。

















