山梨漫遊二日目の朝。
早朝散策をした時の塩山の風景を送ります。
宿泊した「中村屋旅館」さんからすぐ、存在感のある長屋門が建っています。
飯島家住宅長屋門
(国登録有形文化財)
江戸末期の建築で、表門の左が旧店舗、右が倉庫という造り。
出桁造りが迫力を増しています。
和風スナック 鼓
「中村屋旅館」さんの斜向かいに建つ、住宅に連結したスナック。
営業はしていない様子ですが、自宅兼なのか、間借りなのか?
表通りから脇道へ。
塩山シネマ
今ではなかなか見かけなくなった地元系のミニシアター。
今も現役でした。
小径を覗けば、気になる洋館。
塩山市中央区区民会館(旧千野学校校舎)
(国登録有形文化財)
明治12年(1879)に建てられた"藤村式"の旧学校建築。
廃校後に現地に移築、警察署や図書館として流用され、現在は公民館。
"藤村式"とは、明治時代に教育・文化政策の一環として、擬洋風学校建築を推進した県令・知事の藤
村紫朗の名に因んで付けられた総称。
(甲府駅前の重文、旧睦沢学校も藤村式建築です)
藤村紫朗は街道整備やワイン製造も推し進め、山梨の発展に貢献しました。
街道を進み、塩山温泉郷へ入ります。
数軒の宿が営業中です。
宏池荘
昭和風情の旅館が数軒。
旅館ゆばた
そして、風格ある出立ちの老舗旅館。
元湯 廣友館
明治36年(1903)創業の老舗旅館。
屋号に"元湯"とある通り、ここが塩山温泉発祥の地です。
640年前、向嶽寺開祖の抜隊禅師が湧き出す霊泉を発見した事に始まります。
丸窓の装飾が小粋。
温泉郷を抜けると、眺望の良い街道。
花かげ通り
町を囲む山並みにひょっこり頭を出す富士山。
瓦絵ミュージアム(明治天皇行幸所寺島邸)
明治天皇の行幸所ともなった旧宅の一部をリノベしたものです。
手前の洋館は昭和28年(1953)の築造で、瓦に描かれた絵画の展示館となっています。
これを手掛けたのが、向かいの工務店。
伝匠舎 石川工務店
古民家再生や寺社修繕、文化財保存修理、伝統工法による新築も手掛けていて、山梨のみならず、近隣県でも幅広く活躍しているようです。
貴重な技術を継承していって欲しいですね。
千野鳥居原地蔵板碑
(塩山市指定有形文化財)
街角に残る往時の史跡。
室町時代に造られたお地蔵さんです。
以上で、早朝散策終了。
塩山駅前の風景。
突き出し屋根風の公衆電話BOXに武田信玄公像。
その先には甘草屋敷が見えます。
ご当地マンホール
大菩薩峠の柄です。
塩山を後にして、一の宮参りへ。
続く。

















