奈良井宿後編。
<旅の行程>
1日目:茅野→上諏訪(高島)→下諏訪
2日目:下諏訪→木曽平沢→奈良井
3日目:奈良井→南木曽(妻籠)
前編に続き、残り1/3の街道の風景を送ります。
◆奈良井◆
(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
広がった道幅も再び狭まり、途中に"鍵の手"と呼ばれるクランク状の曲がり道があります。
鍵の手
城下町同様、敵の侵入を妨げる目的で設けられたそうです。
格子と菱形の窓が風流。
中村邸
(国指定重要文化財)
*入館料¥300
塗櫛の創始者・中村恵吉の分家の家柄で、この邸宅は天保8年(1837)の大火の直後の建造。
2階部分が開けた吹抜け構造。
今も艶やかな板戸や柱たち。
影絵の様な欄間装飾。
2階には様々な塗櫛が展示されています。
櫛に漆を塗った塗櫛は木曽の名産品として人気を博し、全国に知れ渡りました。
床の間の鳥居も艶やか。
街道に戻ります。
町屋の中に混じって擬洋風建築。
レトロでお洒落な宿場町の床屋さん。
高札場
ここが奈良井宿の南入口。
高札場から街道を振り返る。
澄み渡った冷たい空気を吸い込んで、念願の奈良井宿を歩けた事に深く感動。
宿場町の入口には鎮守様。
鎮神社
(御祭神:経津主命)
元和4年(1619)、奈良井宿に疫病が流行った際、香取神宮から分霊を請けて創建されました。
たちまち疫病が収まった為、"鎮"大明神と称され、崇敬を集めたそうです。
御本殿
(塩尻市指定有形文化財)
時刻は10時過ぎ。
そろそろ奈良井宿を後にする時間。
町屋の連なる古き良き日本の原風景をしっかりと目に刻み…
眩い陽の光を感じて…
奈良井駅
込み上げる郷愁感を胸に次の地へ。
次回、信濃漫遊最終話。
妻籠宿の記事です。
続く。
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