新年の大分漫遊初日。

 

日出、杵築と巡って、中津へ。

 

近年、唐揚げのイメージが強い中津ですが、黒田官兵衛が築いた城下町で、今でも寺町や城址、福澤諭吉旧居が残る町並みを散策出来ます。

 

<旅の工程>

1日目:日出→杵築→中津

2日目:宇佐→大分→別府

3日目:別府→臼杵

 

まずは、駅から数分の寺町へ。

 

ひと際目立つ赤壁が見えてきます。

 

合元寺

(御本尊:阿弥陀如来)

 

天正15年(1587)創建の浄土宗の寺院で、別名赤壁寺。

 

黒田氏に抵抗して斬られた城井氏の家臣達の血で壁が赤く染まり、その後、いくら白く塗っても血が染み出す為、ついには赤く塗ったという逸話が残る寺院です。

 

 

御本堂

 

庫裏には当時の刀傷が残っているそうです。

 

庫裏

 

風情あるジグザグの石畳。

 

 

圓龍寺

(御本尊:阿弥陀如来)

 

寛永年間(1624〜1645)、藩主・小笠原氏が建てた浄土宗寺院です。

 

御本堂

 

蘇鉄が九州の寺院ならでは。

 

織部灯籠

(大分県指定有形民俗文化財)

 

茶人として知られた戦国大名・古田織部が考案したという灯籠。

 

各地にある織部灯籠ですが、竿と竿の上部の丸い部分が十字架の様にも見え、下部に彫られる人物像が聖人・聖母をイメージさせる事から、隠れキリシタンに関係したものという説があります。

 

寿福寺

(御本尊:文殊菩薩)

 

浄土宗寺院が並ぶ中、曹洞宗寺院です。

 

続いて、寺町から武家町へ。

 

大江医家史料館

*観覧料¥210

 

藩医だった大江家の旧宅を史料館にしたもので、様々な医学資料が展示されています。

 

村上医家史料館(村上玄水旧宅)

(中津市指定史跡)

*観覧料¥210

 

寛永17年(1640)から今も続く医家・村上家の屋敷を活用した史料館。

 

見事な袖壁の建物は江戸時代後期のもの。

 

途中、民家の庭先で見つけた土塁跡。

 

中津城おかこい山

(中津市指定史跡)

 

当時、城下を土塁が囲っていたそうです。

 

城下町を抜けて行くと、誰もが知る偉人の旧居があります。

 

福澤諭吉旧居

(国指定史跡)

*観覧料¥400

 

大阪で産まれた福澤諭吉でしたが、1歳の時に父親が亡くなり、母子6人で中津に帰郷します。

 

この旧居は享和3年(1803)築で、福澤諭吉が青年期を過ごした家です。

 

偉人の旧居としては実に質素。

 

 

梅も咲き始め。

 

 

昭和5年(1930)建立の銅像。

 

 

土蔵

 

少年期、この土蔵で勉学に励んだそうです。

 

偉大なる"先生"のルーツを垣間見る史跡。

 

ご当地マンホール

 

中津が誇る名勝、耶馬渓をイメージした柄。

 

城下町から中津城へ向かいます。

 

続く。