天手長男神社を後にして、

 

バスを乗継ぎ、北部の港町へ向かいます。

 

途中、古墳群や国分寺跡、城趾といった史跡が点在しているのですが、時間の都合で寄れず…次回の楽しみに。

 

<旅の行程>

1日目:博多→宗像→福津→箱崎→博多泊

2日目:壱岐(郷ノ浦)→壱岐(勝本)→対馬泊

3日目:対馬→対馬泊

4日目:対馬→博多

 

郷ノ浦から50分程で勝本港に到着。

 

勝本は江戸時代、朝鮮通信使の寄港地として栄えた港町です。

 

勝本港

 

海に続く通り。

 

 

通りの左側一角を占める大きな土産物屋兼食事処でお土産探し。

 

大幸物産

 

土産選びをしつつ女将さんと談笑していたら、"対馬よりも壱岐の方が良いわよ"と。

 

壱岐島民の対馬に対するdisりが司馬遼太郎の「街道をゆく」で描かれていたままで、少しクスッとなったりします。

 

諏訪大社ノ御柱

 

勝本町の友好都市、長野県諏訪市から寄贈された御柱です。

 

諏訪出身の松尾芭蕉の弟子・河合曾良が勝本町で亡くなった縁で、友好都市となったそうです。

 

それでは、港の東方面を散策。

 

旧松本薬局店舗兼主屋

(国登録有形文化財)

 

明治45年(1912)築造の旧薬局。

 

煉瓦のうだつが印象的。

 

港町風情の通り。

 

 

吉田酒店

 

酒類やお土産を取り扱っています。

 

壱岐は麦焼酎発祥の地としても有名。

 

ハーフティンバー風な住宅。

 

 

壱岐はウニの名産地で、町にはウニを扱うお店があちこちに。

 

 

ブランドの"壱岐うに"は、産卵期前の5/初の紫ウニのみを使用するそうです。

 

マグロ漁も盛んなようで、"東の大間・西の壱岐"とも言われるとか。

 

通りを5分程進むと、大きな壁が現れます。

 

大石塀(阿房塀)

(長崎県指定まちづくり景観資産)

 

鴻池・三井と並び、"天下の三大富豪"と謳われた鯨組・土肥家の茶屋屋敷の石塀です。

 

明和4年(1767)、屋敷の囲いとして建てられた、高さ7m・総全長90mの巨大塀。

 

続いて、港の西方面を散策。

 

 

道のカーブに合わせた造りの海鼠壁建築。

 

迫り出した巨大な2階部分が印象的。

 

通りでは、江戸時代から続く朝市が今も開催されるそうです。

 

 

少し進むと、

 

蔵と豪壮な3階建て建築が見えてきます。

 

 

ゲストハウス LAMP壱岐

 

築90年超の旧旅館建築「つたや旅館」をリノベしてゲストハウスにしたもので、東京から移住したご夫婦が経営されています。

 

「ゲストハウスLAMP」は、他にも野尻湖や豊後大野にもあるそうです。

 

食事の店 よしもと

 

地元民ご用達な感じが魅力的。

 

次回は「LAMP」さんに泊まって、「よしもと」さんで食事というものいいかも。

 

鯨供養塔

 

江戸時代、国内有数の捕鯨基地だった壱岐。

 

その捕鯨の歴史は室町時代にまで遡り、更には、古墳にも鯨が描かれていて、古代から鯨の島だった事が窺えます。

 

そんな壱岐の捕鯨も時代の流れと共に、安政年間(1854〜1859)にその歴史を終えます。

 

捕鯨で隆盛を極めた港町。

 

穏やかな浜風の中に、往時の空気を想い…

 

続く。