初気仙沼でのお昼。
当然、お寿司です。
伺ったのは、
元祖"ふかひれ寿司"を謳う名店。
あさひ鮨本店
創業50年超の老舗で、現在、仙台・古川・一関にも支店を構えています。
注文したのは、ふかひれ姿煮と煮こごりの握りが入ったセット。
匠
(¥4,000)
何とも鮮やかで美しいひと皿。
つまみも注文して昼ビー。
梅水晶
(¥600)
サメの軟骨と梅を和えたもので、コリコリ食感を梅の風味で楽しむ逸品。
ふかひれを寿司で頂く贅沢。
あっさり風味の姿煮でこりぷる食感を、煮こごりで出汁の風味とぷるとろ食感を楽しみます。
鯨同様、鮫もヒレのみならず、身は練り物となり、心臓は"もうかの星"という珍味として提供され、皮もおろし器に使われたりと、余す所無く使われています。
豊かで濃厚な鮪の風味に恍惚と…
大振りなとろとろ穴子。
「あさひ鮨」さんも津波で被災し、復興商店街で営業をしていましたが、一昨年の春に新店舗で再スタートとなりました。
お店の方と気仙沼や震災について色々と話をしていたら、ついつい長居。
"震災が無ければ、こんなに多くの人に気仙沼に来てもらえなかった"
この言葉がとても印象的でした。
震災の悲劇と復興の狭間で揺れ動く想い…
そこには、
報道やネットの情報では知り得ない、当事者だからこそ語れる真実がありました。
失われた"もの"の大きさは計り知れず、取り戻す事も出来ないけれど、新しい"もの"を少しずつ積み上げ、前へと進む気仙沼。
ほんのひと時でしたが、そんな"新しいもの"の一部になれたのなら嬉しい。
お腹も心も満たされたひと時でした。
続く。






