函館の早朝散歩の続きです。

 

市電の終点、函館どつく前停留所周辺に広がる風景を送ります。

 

まずは、町並みの端にある船見坂へ。

 

坂の中腹を曲がると、

 

そこには突然、ピンクの洋館。

 

大正湯

(函館市景観形成指定建築物等)

 

昭和3年(1928)に建てられた現役の銭湯。

 

左の付属棟はかつて床屋だったそうです。

 

 

函館の"洋"の奥深さを感じますね。

 

そして、

 

坂の上には寺町が広がっています。

 

◆東本願寺函館別院船見支院◆

 

寛永18年(1641)に元町に創建された、東本願寺函館別院が持つ5つの支院のひとつ。

 

御本堂は大正15年(1926)竣工。

 

御本堂

(函館市景観形成胃底建築物等)

 

◆称名寺◆

 

正保元年(1644)に建てられた阿弥陀庵が始まりと言われる浄土宗の古刹で、開港当初、英・仏領事館としても使用されました。

 

御本堂

(函館市景観形成指定建築物等)

 

現在の御本堂は、明治時代の2度の大火に見舞われた後、昭和4年(1929)に建てられたコンクリート造りのもの。

 

寺町を振り返る。

 

 

そんな寺町の一角に…

 

鯨族供養塔

 

現在も捕鯨が行われている函館。

 

この供養塔は、昭和32年(1957)に捕鯨船船長が建てたもの。

 

動植物へも供養の心を忘れぬ日本人。

 

その心をいつまでも持ち続けていきたい。

 

続いて、

 

船見坂の2つ手前、幸坂を上へ。

 

旧ロシア領事館

(函館市景観形成指定建築物等)

 

明治41年(1908)に建てられた、日本に現存するロシア帝国時代唯一の在外公館建築。

 

坂を振り返る。

 

 

何とも長く急勾配な坂なことか…

 

坂の上を見上げれば、鳥居。

 

 

山上大神宮

(御祭神:天照皇大神・豊受大神)

 

応安年間(1370頃)に伊勢の神宮から分霊を請け創建されたと伝わり、幾度かの遷座を経て、明治末期に現在地に鎮座となります。

 

 

御本殿

(函館市景観形成指定建築物等)

 

現在の御本殿は昭和5年(1930)竣工のもの。

 

神社の手前には、小学校跡地を整備した船見公園があります。

 

公園から港町を望む。

 

 

時刻は7時半。

 

そろそろ宿に戻る時間。

 

その途中に美しい洋館に出会いました。

 

山内家住宅

(函館市景観形成指定建築物等)

 

大正11年(1922)、網元の居宅として建てられたもので、前面の洋館と後ろの和館風平屋が独特の調和を見せています。

 

洋館部分も、1階は和風出格子、2階は洋風窓枠という折衷様式。

 

洋館好きには楽園の様な函館ですが、寺町もあり、坂の上には神社も鎮座。

 

巡っても巡っても堪能し切れない…

 

漫遊2日目。

 

一旦、函館を離れ、ニシン漁で栄えた江差へ向かいます。

 

続く右矢印