佐原の町並み散策の前に訪れたのが、ここ香取神宮。
今の千葉県北部、下総国の一の宮。
佐原駅からタクシーで5分ちょっとです。
お土産屋さんが建ち並ぶ通りを抜けると、まもなく社頭です。
ここから、緑に囲まれた緩やかな坂の参道が続きます。
晩秋には錦に染まるのでしょうね。
その先には、いかにも頑丈そうな石鳥居。
鳥居をくぐり、総門を抜けると、
大銀杏や大杉や緑に萌える木々に囲まれた世界が広がっています。
手水舎の横に鎮座する末社。
事代主命や素戔嗚尊がお祀りされています。
手水舎で心身を清めてから、
荘厳の極みのような楼門の前へ。
秋晴れの空の下、眩く輝いています。
額の社名は東郷平八郎の筆によるものです。
はやる気持ちを抑えて、
楼門を抜けると、
御社殿。
今年、屋根を葺き替え、新しい御姿。
漆黒の社殿に豪華絢爛な装飾が映えます。
檜皮葺きの屋根も新しく、ツヤツヤと輝いています。
御祭神は経津主大神。
(フツヌシノオオカミ)
武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)と共に出雲の国譲りを成功させた武神です。
全国の香取神社はもちろん、鹽竈神社、貫前神社、石上神宮といった経津主大神を主祭神としている神社の総本宮とも言えるお宮です。
経津主大神は古代の軍事豪族、物部氏の氏神と見られていますが、「香取」は「舵取り」が転じた言葉という説もあり、ここ香取も水軍を司る部族ゆかりの地とも思われます。
こちらは祈祷殿。
かつての拝殿です。昭和の大修造で今の拝殿になった折りに、移設されました。
見所満載の境内ですが、これだけの神社でありながら、御本殿を間近に拝める事が出来ます。
御本殿裏にも拝所があります。
そう言えば、同じ黒塗りの荘厳な神社、妙義神社にも裏拝所がありました。
見上げると、眩い陽光。
何とも神々しい瞬間。
御本殿の装飾も見事です。
周辺には多くの摂社があります。

経津主大神の親神を祀る社に、兄貴分(?)の武甕槌大神を祀る鹿島新宮。
社殿を囲む石灯籠も苔むしていて、いい感じです。
もう少し境内散策。
続く