鰻、好きですか?

実は、私は騒ぐほどには好きな訳でもないのですよね。

旅先で鰻の人気店があれば、お邪魔するようにしていますが。

鰻って、料理としてはシンプルだけれど、その中に歴史と技術が詰まっていて、それゆえ、歴史ある町にはいい鰻屋があるのでしょう。

蕎麦と鰻は時として神聖さすら感じる特別な食べ物。

そんな感覚で、行く先々で美味しく頂いています。

と、ごたくを並べたところで、三島の鰻です。

静岡と言えば、浜松を始めとして、鰻で有名な所が多々ありますが、この三島もそのひとつ。

清流の町だけあって、市内には幾つもの老舗や人気店が点在しています。

私が今まで頂いたのは二軒だけですが、お気に入りはこちら。

創業60年超の「うなぎすみの坊 本町店」さん。

先週頂いたのは上うな丼。



香の物と肝吸い付き。[上]には茶碗蒸しが付いてきます。

見ての通り、心躍る焦げ具合。

外の香ばしいカリッと感と、中のふっくら感のコンビネーションが素晴らしい。

ちょろっとはみ出してるところが憎い。




そして、夏にはかかせない、うざく。



キュウリと酢で脂っこい鰻が一気にさっぱり。

キュウリの万能的な名脇役っぷりに感嘆。

お店は市内に3店あるようです。



昨年までは「本町うなよし」という名前でしたが、他の「うなよし」と商標権争いが発生して、今の店名に変えたそうです。かの「赤福」もそうですが、親族や弟子という身内ゆえの難しさがあるのでしょうか...。


そして、もう一店舗。

昨年の夏に訪れた「桜家」さん。江戸時代から続く、三島屈指の行列店です。

この日も開店と同時に伺ったところ、小1時間待ち位でした。

こちらでは、うなぎ重箱(3枚)を。



そして、うざく。




行列整理に警備員さんまで投入。



このお店も数年前に不祥事とやらがあって、少し騒ぎになっていたようでしたが、今もその人気は健在のようですね。




と、少々穏やかではない三島の鰻屋業界、鰻の価格高騰もなかなか収まりませんが、これからもお客さんを魅了していって欲しいですね。

ところで、三島の人達は、鰻と言えば、どこに行くのだろう?

さて、この三島/富士宮日帰り旅は次なる地、富士宮へと。

続く