三島を後にして、富士宮まで。
まずは、駅前からバスで白糸の滝に向かいます。
30分程で到着です。
東日本大震災や台風によって、陥落の被害も出ていたようですが、世界遺産登録を控えていた事もあり、今ではかなり整備されています。
観光案内所や駐車場がある所から売店や食事処が並ぶ遊歩道を進むと、すぐに音止めの滝です。
轟音の先に大迫力の景観。
仇討ち物語として有名な曽我兄弟の伝承も残る名漠です。
今年の春に訪れた河津にもゆかりの神社がありましたが、ここもそのひとつ。
曽我兄弟が父の仇を討つ密談をしていた時、滝の音が大きくお互いの声が聞こえなかったので、神に念じたところ、滝の音がぴたりと止んだ…
そんな伝承です。
確かに、それほどの轟音である事は間違い無い。
ところで、観光案内所の前はこんな感じです。遊歩道までバリアフリー。

音止めの滝から数分遊歩道を進むと、早くも白糸の滝の全貌が拝めます。
おぉ~と、期待に胸が高まる反面、早々とネタバレされてしまった感もあり、ちょっと複雑な心境。
階段を下りて滝壺へ…
新しく架けられた滝見橋から。
岩壁から湧き出る何本もの滝に圧倒されます。
爽快、壮観。
近くまで来ると飛沫が霧の様に舞い、幻想的な雰囲気に包まれます。
修行者よろしく、水辺の岩の上に佇んで、暫し滝の音と飛沫の中に溶け込んでみたり。
これらは、川からの流れではなく、富士山の噴火によって出来た溶岩の層とその下の地層の合間から富士山の伏流水が湧き出ているという、類稀な滝です。
この一番大きな滝は川からの流れ。

この日、三島は晴れていたのですが、富士宮に着く頃には曇り空。
曇り空の下の滝もどこか妖しい雰囲気があって、それはそれで素晴らしいのですが、晴れていたならば、虹も見れたかもと、思ってしまったりして。
旅先でそこそこ滝も見てきましたが、ここまで魅せられてしまったのも、那智の滝以来です。
滝に囲まれる景観もさることながら、それが湧き水だということが、富士山と自然の凄さと大切さを痛感させてくれました。
いつまでも流れが衰えないことをお祈りします。
続いては、
バスで再び市街地に戻って、旅の締め括り、富士山本宮浅間大社と富士宮グルメです。
続く






