2010年5月の九州旅2日目。
博多のホテルに宿泊して、翌日は早い時間から出発です。
鹿児島本線で福岡から大分へ向かいつつ、名社巡りをしました。
まずは、日本三大八幡宮のひとつ、筑前国一の宮である筥崎宮へ。
箱崎駅から通勤の流れに逆流して歩くこと10分程、社頭に着きます。
お宮と同じ漢字を使うのは畏れ多いと、地名も駅名も「筥」ではなく、「箱」と表記しているそうです。
大鳥居の先に最初にお目見えしたのは、
この重厚な石鳥居。
黒田長政により建立されたもので、3つのパーツから成っているそうです。
左にある社頭標は東郷平八郎寄進によるものです。
その傍らには、石鳥居に負けずとも劣らない出で立ちの狛犬。
写真には収めていなかったのですが、他にも千利休寄進の石灯籠もあり、人々のこの神社に対するの崇敬の篤さが伺えます。
その先に広々とした境内。
923年創建の古社です。
御祭神は、次の三柱。
・応神天皇
・神功皇后
・玉依姫命 (タマヨリヒメノミコト)
醍醐天皇が直筆の「敵国降伏」の書を下賜され、社殿が建立された事を起源とします。中国や朝鮮半島の情勢が不安定であった当時の情勢を反映しているようです。
その「敵国降伏」の額が重厚の極みの様な楼門に掲げられています。
この迫力の楼門は小早川隆景が建立したもので、扉には左甚五郎作と伝わる彫刻が施されています。
手前の赤い垣根に囲まれている松は、社名の由来にもなった筥松。
神社だけでなく、楼門も日本三大のひとつに数えられています。
他の二楼門は、熊本の阿蘇神社と茨城の鹿島神宮。
(阿蘇は未訪問)
<参考>
鹿島神宮。
筥崎宮は神風により蒙古襲来の苦難に打ち勝った事から、厄除・勝運の神社としても有名だそうです。
確かに、東郷平八郎の社頭票や境内の鳥居や狛犬といった石の建造物といい、この楼門といい、いかにも"勝"や"戦"という感じですね。
強く清らかな空気にゆっくり包まれていたかったのですが、この日の内に数ヶ所巡って、別府に辿り着かねばならず、やむなく境内を後にしました。
次に向かうは宮地嶽神社です。
補足。
日本三大八幡宮。
総本宮、宇佐神宮。
筥崎宮と同じ日の午後に参拝しました。
京都、石清水八幡宮。
昨年の夏、特別参拝&ライトアップ。
そして、
近年、筥崎宮に代わり三大八幡宮に数えられる事もある鎌倉、鶴岡八幡宮。
八幡宮巡りをライフワークとしている自分にとって、この筥崎宮参拝はとても大きな出来事でした。可能ならば、年内に再訪をして、もっとゆっくりお参りをしたいものです。
続く