重伝建の武家町、角館。
黒板塀の町並みの中に今も往時のままの武家屋敷が残っています。
青柳家
この薬医門は秋田県指定文化財。
母屋から中へ入ります。
敷地内には様々な蔵や建物があって、鎧や武具の数々を展示していたり、お土産屋さんも入っている建物もあったり、さながら武家屋敷テーマパーク。
続いて、
メディアにも良く出ているお屋敷へ。
石黒家
角館の武家屋敷で最も格式が高い家柄で、今も末裔の方がお住まいです。
家人の方が丁寧に、住居や調度品の説明をして下さいます。
ここに来たかった理由の一つがこれ。
亀の欄間です。
透かし彫りの亀の陰が壁に映るという仕様。
和の美意識って、自然を上手く取り入れ調和していて素晴らしい。
こんなのが家にあったら、日が暮れるまで亀が動いていくのを眺めていそう。
子供の頃、一人マンションの屋上で、暮れゆく空や雲を眺めて黄昏れていた事を思い出す…
庭の樅の木は角館一の巨木だそうです。

そうこうしている内に、表はすっかり土砂降り雨に。
帰り際に、御当主の方が"角館は他にもいい季節があるので、またおいで下さいね"と声を掛けて下さりました…はい、もちろん!と答えてお屋敷を後に。
春夏秋冬と。
実は、この何年か前に桜を観に角館旅を計画した事があったのですが、その年は寒くて、訪れた4/下旬は秋田県全域、桜はまだ蕾という状態。
その時、角館で下車せず、急遽行き先を横手に変えた事がありました。
そして、
今回も紅葉にはまだ早く、しかも豪雨…
ちょっと、秋田悪天候トラウマ 笑
歓迎されていないのかな?と思ったり。
けれど、
しっとり雨に濡れる武家屋敷通りもまた一興。
ところで、角館で頂いたグルメ。
角館のラーメン屋と言えば、「伊藤」さんが有名ですが、海外渡航中で、長期休暇中。
そんな「伊藤」さんの留守の間、角館を支える「にぼし屋」さんにて。

上品な煮干し出汁が薫る、あっさりじんわりな一杯。
そして有名な稲庭うどんと蕎麦。
「そばきり長助」さんで二色もり。
強い歯ごたえと薫りを楽しむ田舎そばと、喉越しと風味を楽しむ挽きぐるみのそば。
そばの食べ比べを堪能。
塩で頂いても良かったかも。
希少種の"高嶺ルビー"のそばも頂きたかったのですが、売切れで断念。
角館を去る前に、桧木内川堤へ。
2kmに渡る桜並木が有名な国内随一の名所です。
いつか満開の桜、見られるかなぁ。
豪雨でひと気の無くなった通りを戻ります。
稲庭うどんの「佐藤養助」さんでお土産を。
稲庭うどんは元々乾麺なので、お土産にし易いですね。
ずぶ濡れになりながら、ひと気も無くなった通りを駅へと向かいました。
さよなら、角館。
次は晴れてね。
帰路、ちょっとトラブルが。
秋田で稲庭うどんを食べてから新幹線で帰る予定が、
車両トラブルで1時間程、列車内に缶詰という試練が…
東京行きの最終便を予約していたので、結構ハラハラ。
列車が止まってからずっと警告音が鳴りっ放しだし、
若い車掌さんはテンパってバタバタだし、
そんな中、止まってから数分しか経っていないのに、
「今夜は車中泊かい?」と、
焦る車掌さんに詰め寄る謎のおっちゃん出現…
(いくら何でも発想が飛躍し過ぎ)
けれど、愉快な高校生を観察しながら、
何とか1時間凌いで秋田に到着、
小走りで新幹線へ乗車。無事、帰宅出来ました。
(教訓:帰りの新幹線は余裕を持って)
やっぱり、秋田県に歓迎されていないのか?
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