大人の歯列矯正7 ~親知らずの抜歯・抜歯編~
さてさて、昨日お知らせしたとおり、
日曜日に親知らずの抜歯をしに行ってきました。
静脈内鎮静法を使う場合、
帰りに車を運転することはできないので、バスで行ってまいりました。
私が抜歯の予約を入れていたのは10時半で、
9時頃にごはんとお味噌汁を食べ始めてはたと気がついた。
麻酔するのにごはん食べていいんだっけ・・・・?
慌てて病院に電話をして、
「朝ご飯食べちゃったんですが・・・」と言ってみたところ、
「すごくおなかいっぱいになるほどでなければ問題ないですよ」
とのことでした。
事前になぜ聞いておかなかったのか。
服薬と診察
待合室で待っている間に抗生剤と痛み止めを処方され、
先に飲んでおくように言われました。
別に後で飲んでもよいのですが、
終わった後に麻酔で吐き気を催す人もいるらしいので、
ここでは先に飲ませておくことにしているみたい。
しばらくしたら診察台に呼ばれて、
前回撮ったレントゲンとCTを見ながら、
再度簡単に手術の方法と考え得るリスクについて説明がありました。
下の親知らずの抜歯が思ったより大変でなければ、
上の親知らずも一緒に抜くけれど、
とりあえずは下の親知らずだけ抜くつもりということでした。
院長先生ともう一人、口腔外科の女医さんの二人がかりで
抜歯をしてくださることになりました。
静脈内鎮静法
静脈内鎮静も麻酔の一種なので、
腕に血圧計と指先に心拍数計を付けられました。
私は平常時の血圧が90弱-45くらいなのですが、
ふと見たら100-50くらいあって、緊張しているのかなーと思いました。
その後、点滴の準備。
どこの血管に刺すか探っているとき、
<女の子にしては血管浮いてる方だねー。
と言われました。ええ、男みたいな手をしてるんです、私。
最初、左手首に点滴の針を入れてもらったのですが、
うまく入っていなかったようで液漏れ。痛い。
反対側の手首に試みて、痛みはなくなったのですが、
しばらくたつと点滴が落ちなくなったのに気がつきました。
言った方がいいのかな・・・・と迷っていたら、
うしろを向いて準備をしていた先生が振り返って、
<あれ、もしかして全然眠くなってこない?
<こないですねー。
<あ、点滴止まってるわ・・・。漏れてるのかなあ。痛い?
<痛くはないけど、なんか冷たいです。
<ちょっと腫れてるね。ごめんね、もう1回刺すから。
病気の際の点滴でもそうなのですが、
私は点滴するともれなく内出血する残念な体質で、
大抵何回か針を刺されるので慣れています。
3回目で上手に入って、それ以降ほとんど意識がありません。
抜歯中の記憶
ほとんど覚えていないのですが、途中、意識が戻った瞬間が何度かありました。
多分、痛いとか何とか言ったのだと思いますが、
<目、覚めちゃった?
と聞かれたのを覚えています。
たぶん抜歯は結構佳境に入っていて、
歯を削るときのキーーーーンという音が聞こえていましたが、
それもなんだか遠くの方で聞こえるような感じでした。
そのとき気がついたのですが、
奥歯のあたりに何か細長いものを噛まされていて、
意識して口をあけていなくても、それで口が閉じないようになっているようでした。
なんか変なもの噛んでる・・・と思ったまま再び意識フェードアウト。
次に意識が戻ったときは、
口の端っこをぎゅっと引っ張られている痛みで目が覚めました。
後から縫合跡を見て分かったのですが、
歯茎の真上を切開したわけではなくて、
それより30度くらい外側、
歯茎の外側の壁寄りの部分を切開していたみたい。
多分、神経を避けるためにそちら側を切ったのだと思いますが、
そのために口の端っこを器具が当たって痛かったのです。
<痛い? 神経を圧迫してるからかな。
と言って局部麻酔を追加されたようでしたが、
それ自体も痛みは感じなくて、
ぼんやりする頭で「痛いのは神経じゃなくて口の端・・・」と思ったのですが、
朦朧としているから「口の端っこ」という言葉が出てこなくて、
再び意識フェードアウト。
あとは全部が終わるまで全く目が覚めませんでした。
抜歯直後の状態
目が覚めたら抜歯も縫合も全部終わっていて、点滴も外れていました。
まだちょっとぼんやりしたまま血圧計と心拍計を外されて、
口を軽くゆすいだり、鼻をかんだり(鼻炎だからね)。
口をゆすいだらちょっとしみるような痛みがあったので、
「痛い」と言ったら痛み止めを飲ませてもらえました。
歯医者に着いたのが10時半、
その後いろいろな準備があったので、
実際に抜歯が始まったのは11時過ぎだと思うのですが、
目が覚めたのは15時過ぎでした。
4時間にもおよぶ大手術!?
などとばかげたことを一瞬思ったのですが、
実際は抜歯や縫合などいろいろ含めて1時間ちょっとくらい、
あとの時間は単に私が口開けて診察台で寝ていた時間だそうです。
引くわ・・・。
目が覚めた後は、抜歯後の簡単な諸注意の説明。
入浴、激しい運動、飲酒はしない
処方された抗生剤は決められた量を全部飲みきる
傷口が気になっても触らない
あとは、夜中に突然大量に出血したり、
何かあったら連絡するように言われました。
説明を受けている間、私がずっと口の中を気にしていたので、
<口の中気になる? まだ血出てる?
と言って、再度口の中を見てもらいました。
口の中だと味がするので気になるし、
唾液に混ざって吐き出すとすごい量の血が出ているように見えるけれど、
先生が見た感じでは出血はほとんど止まっているとのことでした。
あまり頻繁に口をゆすいだりすると出血しやすくなるので、
なるべく気にしないように言われました。
ちなみに、今回は結局下の歯だけの抜歯になりました。
上の親知らずは7月中にあらためて抜く予定。
静脈内鎮静法にはリスクもあるし、
恐怖心を取り除きたいという気持ちと、
とらなくても済むリスクはゼロに抑えるという実益、
どちらに重きを置くかは、個人差があるなと思いました。
私自身は、途中目が覚めたとしてもぼーっとしていて恐怖を感じず、
目が覚めたら全てが終わっているというこの方法は、
小心者の自分には合っているなと思いました。
かといって、小さいながらもリスクはあるわけですから、
普通の歯科治療にまで鎮静法を希望することはないと思います。
もし歯の治療や抜歯がどうしても怖くて仕方がないという人がいたら、
多少のリスクを知った上で静脈内鎮静法を併用することも、
選択肢の一つとしてはアリなのではないかなと思っています。
抜歯後の痛み・腫れ・しびれ
夜になりましたが、鎮痛剤を飲んでいるのもあって、痛みは鈍痛程度。
泣くほどのものではありません。
ぼーっとしていると痛いなーと思うので、何かしている方が気が紛れます。
腫れも今はほとんどないのですが、
先生は「一番腫れるのは翌日から翌々日くらい」とおっしゃっていたので、
明日会社に行くときはアンパンマンかもしれない・・・。
左側の下唇にはまだしびれが残っています。
全く感覚がないわけではなくて、麻酔切れかけみたいな、
分かりやすく言うと足のしびれが治る直前みたいな感じ。
先生の感覚では、神経に傷を付けたりすることなくできたので、
明日までには感覚は戻ると思うとのこと。
もししびれが残っても、2~3週間でほぼ完治するとは言われています。
しびれについては、明日の消毒まで残っていたら言うように言われているので、
これについては経過を見ようと思っています。
脳天気なのであんまり心配していません(笑)
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