先日、北海道稚内市の日帰り入浴施設で、
ワンピースを着て女湯に入った漁師の男が
逮捕されたそうです。男は脱衣所に入ったものの、
着替えもせずにうろつき、従業員に声をかけられて
逃走し、走り去ったそうです。

 

その後、警察が不審な男の情報提供を呼びかけ、
犯人の男は自首。全国の新聞に変態として名前を
刻むことになってしまいました。

 

どうも、こんにちは。日帰り入浴施設に夢を描く
変態はたくさんいるかもしれませんが、実際には
ババァしかいないと思う男、ちだいです。

 

僕たちが妄想する女湯は、かわいい女のコたちの
見事な美乳で溢れていますが、実際の女湯なんて、
ブス、デブ、ババァの垂れ下がった茶色い乳首の
おっぱいばかりに決まっています。

 

「理想と現実は違うんだ!」

 

ほとんど収穫のないババァの裸を見て、全国紙に
変態として後世に名を残すなんて、もったいない。
清く正しく合法的な名もなき変態として、人知れず
ひっそりと生きていけたら幸いだと思います。

 

先日、会社に行くために電車に乗っていた時のこと。
いつものようにポメラで原稿を買いていたのですが、
ふと顔を上げたら、あんまり話したことがないけど、
同じ会社の人を見つけたので、会釈をしたんです。

 

あまり面識がないとはいえ、同じ会社の人なのに
完全に無視するのは冷たすぎるし、社会人として
挨拶ぐらいはしないといけないって思ったんです。

僕の方から会釈をしたら、相手の方も会釈を返して
くれたんです。でも、その時に気づいたんですよね。

 

「あ、人を間違えた。」

 

そうです。パーマの具合がすごく似ていたので、
同じ会社の人だと思ったんですけど、よく見たら
全然違う人。条件反射的に会釈をしてしまったけど、
まったくの人違いだったんです!

 

「ヤベェ!」と思ったんですが、あっちは僕の前に
立っているし、僕はポメラで原稿を書いていたので、
このままやり過ごそうと思ったんです。

 

ところが、僕の隣に座っていた人が駅で降りて、
さっき会釈をした人が僕の隣に座ってきたんですが、
その人が僕に話しかけてきたんです。

 

「あの・・・、アキの友達のお父さんですか?」

 

今さら「人違いでした」と言うのは、かなりダサい。
だから、「あー、はい」みたいな感じで話を合わせる
ことにしたんです。そしたら、その男の人が話を進め、
さらに僕を追い込んできたんです。

 

「すみません、気づかなくて!」

 

こっちとしては「いやいやいや!」が限界ですよ。
っていうか、気づかないのは当たり前ですからね。
だって、人違いなんですもん。まったく接点ないし、
マジで初めて会ったんですもの!

 

「えっと、娘さんのお名前は・・・?」

 

めちゃくちゃ焦りましたよね。
だって、娘なんていませんもの!
そりゃ息子と娘だったら、娘の方が欲しいですけど、
突然、娘の名前を聞かれても、パッと出てきません。
「どうすればいいんだ、どうすればいいんだ」と焦り、
完全にテンパってしまいまして、

 

「ゆ・・・、ゆ・・・、ゆ・・・・!!」

 

なんとなくフィーリングで「ゆ」までは出ましたが、
「ゆ」から始まる名前を一瞬で出さなければならない
状況に追い込まれ・・・、

 

「ゆ・・・、ゆ・・・、夢子!」

 

「ゆり」とか「ゆか」とか、名前なんていろいろ
あっただろうに、よりによって、必死にひねり出した
娘の名前が、まさかの「夢子」でした。

 

だせぇ! 致命的に、だせぇ!

 

キラキラネームが話題になっている昨今で、
よりによって「夢子」という名前が出てくる
僕のセンスは絶望的だと思うんですが、その男性も
「あぁ、夢子ちゃん!」と受け入れてくれました。

 

そして、この瞬間、僕は「小学1年生のアキちゃんの
友達の夢子ちゃんのお父さん」
になってしまいました。


そこからは、まったくわからない小学校の話になり、
ひたすら「そうですね」という曖昧な相槌を打ち、
最後に「チャレンジフェスタに来てください!」と
誘いを受け、「あ、はい!」と答えて終わりました。

 

チャレンジフェスタって、なんぞ?

 

まさかの人違いから「夢子のパパ」になった僕。
小学1年生のパパの世界って、こんな感じなんだなと
思ったところで、乗り換えのために駅を降りました。

 

僕は将来、桐谷美玲ちゃんの子供のパパになる
予定なんですけれども、「夢子」という名前は
たぶんつけないと思います。おしまい。