先日、僕の携帯電話に、ある女のコからメールがあり、
ものすっごく萌え萌えなサンタのコスプレをした女のコの
写メールとともに、こんな一文が添えられていました。
「ちだいサンタさん、ヴィトンをください」。
そういえば、街はすっかりクリスマスですね。
どうも、こんにちは。本物のサンタさんが、一体、
どのようにプレゼントを調達しているのかが気になる男、
ちだいサンタクロースです。(←僕の場合は自腹。)
以前、このブログで、3万円分の商品券が
当たってしまったという話 をしましたが、とうとう先日、
この商品券を使いまして、あるカワイイ女のコを連れ、
超高級すぎるイタリアンレストランに行ってきました。
そのお店の名は、「エノテーカ・ピンキオーリ」。
「ミシュラン・ガイド」にこそ紹介されていないんですが、
お食事のお値段は、なんと最低1万5000円から!
しかも、これは最低料金なので、普通に食事をしたら
とても1万5000円で終わるようなお店ではありません。
しかし!
男には、勝負を賭けなければならない時がある!
今日こそ皆さんに、僕が魔法使いじゃなくなる瞬間を
お届けしたいと思い、今回、さっそく美女に連絡を
取ってみることにしました。
誘ってみたのは、僕がブログに「商品券が当たった」と
書いた瞬間に、さっそく「エノテーカ・ピンキオーリに
このブログを読んでくれているようですし、
もしかしたら、「魔法使いを卒業させてあげることは
できないけど、おっぱい3揉みだったらいいよ!」とか
言ってくれる可能性があるかもしれません。
「ワインで間接キスしてくれる!」って言ってたし!
基本的にはノリの良い子ですし、ここは勝負でしょ!
というわけで、さっそく銀座で待ち合わせをしまして、
ドレスコードがあるということなので、いつもと違って、
アキバ系ファッションではなく、この日はスーツで登場!
すると、その女のコ、僕のスーツ姿を見るなり一言・・・。
「ウケる! どこの平社員だよ!」。
「スーツ姿に萌え」みたいなことは一切なく、それどころか
全力で醸し出される平社員のオーラに大爆笑という悪夢。
しかし、めげることなく、いざ「エノテーカ・ピンキオーリ」を
目指すと、そこで衝撃的な展開が待っていました!
実はこのレストランがあるビル、6階はブックファーストで、
8階は広島テレビということで、何度も行ったことがあるような
非常に馴染み深いビルだったんですが、7階だけは異空間!
エレベーターのドアがオープンした瞬間、信じられないぐらい
セレブリティーな世界が広がっておりまして、受付の女のコが
いきなりルックス偏差値75!
今年出会った女のコの中で、一番かわいかったと言っても
過言ではない始末。もし、これが気軽に行ける店だったら、
この女のコを目当てに毎日通っているところでしたよ!
しかし、そうは言っても、この日はルックス偏差値70クラスの
とびっきりの美女を連れていた僕。あまりにラグジュアリーな
空間が広がっているもので、すっかり青年実業家のような
気分になりながら、席へとご案内されることに・・・。
すると、次から次へと、ポマードをつけたウエイターたちが、
「いらっしゃいませ」、「いらっしゃいませ」と頭を下げてきて、
まるで皇太子になったかのような気分になったんですが、
僕が普段入っちゃうようなお店は、カタコトの日本語を
しゃべる中国人が、やたらデカい態度で、「あ?注文?」と
言ってくるようなお店ですからね。頭を下げられるような
展開になれていない僕としては、逆にリアクションに困り、
皇室のように、皆さんに手を振りました。
そして、着席するなり、さっそくメニューを出されたんですが、
覚悟はしていましたけど、思わず卒倒しそうになりましたよ。
「ワインのテイスティングコース」が、
普通に5万円とか言ってるんですけど!
しかも、レギュラーコースが、普通にこの値段ですからね!
もっと飲もうと思ったら、とんでもない金額になるんです!
すると、さっそく女のコ、「飲んでみた~い!」。
目の前が真っ暗に。
いやいやいや、普通に考えてくださいよ。
二人でお試ししたら、あっさりと10万円コースです。
世界中のワインを片っ端から飲んでいるワイン通なら、
その味もわかるかもしれませんが、ワインの銘柄の一つも
知らないような人間に、10万円なんて払えませんよ、もう!
「そんなに飲んだら、おなかいっぱいになる!」などと、
わけのわからない説得をして、どうにかその場を収めた
僕だったんですが、悲劇はまだまだ続き・・・。
やはり、「これが食べてみたい!」と言われたのは、
お一人様2万5000円の「本日のスペシャリティ」。
そう言えば、最初に連絡をしてきた時から食べたいって
言っていましたけれども、さすがに5万円はデカすぎます。
またまた巧みな話術で、2万円のコースにしてもらい・・・。
これでどうにか出費を抑えられると思った僕でしたが、
ここでウエイターが悪夢のような一言を!
「ワインは、いかがなさいますか?」
「飲みません!」。
そう答えかけた瞬間、女のコが言いました。
「まさかと思うけど、飲まないとか言わないよね?」
Σ(゚Д゚|||)。
この「エノテーカ」は、ワインが1万2000本も揃う、
何よりもワインが有名なお店。日本で最もワインが
充実しているお店と言っても過言ではないのに、
ここでワインを飲まないというのは、蕎麦屋で蕎麦を
頼まないのと一緒。飲まないわけにはいきません。
すると、ワインリストを眺めていた女のコが、
「うわぁ~、これ飲んでみた~い!」と言ったんですが、
そのワインを見て、僕、卒倒するどころか、ご臨終!
そのワインのお値段、なんと・・・!
495万円。
しかも、このクラスのワインが、ゴロゴロしちゃってて、
安くても70万円だとか120万円だとか、そんな世界!
どうやら、僕に「自己破産しろ」と言っているようです。
あれですか? 495万円のワインを飲ませてあげたら、
おっぱいを495揉みさせてくれるんですか?
ウミガメの産卵のように涙を流しながら
ウエイターに泣きつき、1杯2500円の
グラスワインを注文できた僕!
グラスワインで1杯2500円っていうのも、考えてみれば
ものすごく高いんですが、さっきまで、あまりに高額すぎる
ワインを見せつけられたせいで、「2500円でよかった!」と
妙な安心感を抱いちゃったりして。
しかし、もうこれで大丈夫だ! 2万円+2500円×2人で
45000円なので、1万5000円の出費で抑えられるはず!
そう思った矢先でした。今度は、なんと!
「ミネラルウォーターは、お決まりですか?」
聞かれた瞬間に、ものすごくイヤな予感がしました。
さすがは超高級レストラン、ミネラルウォーターも数十種類
用意されていたわけなんですが、メニュー表を開いた瞬間!
ミネラルウォーター700円。
Σ(゚Д゚|||)。
涙が止まりませんでしたね。
ウエイターに「大丈夫ですか?」と聞かれちゃいましたよ。
「こんなに素晴らしいレストランに来たことがなかったんで、
思わず感動してしまいまして・・・」と答えましたけどね。
んで、次々と料理が出されたんですけど、全然カメラを
出せるような雰囲気じゃなかったんで、ブログ用の写真を
撮ることもできず、唯一、撮れた写真がコチラ!
ドーン☆(うまそっ!)。
一般的には、これこそが「おいしい料理」だと思います。
非常に繊細で、ソースひとつにも「こだわり」が感じられる
贅沢な料理です。・・・が! 小さい頃から貧乏丸出しで
育てられてきた僕に、この味が分かるはずもなく、
同じイタリアンを食べるんだったら、
「サイゼリヤ」が恋しいぜ!
ミラノ風ドリア(290円)の安心感ったら、ありません。
しかし、こんな贅沢な料理を食べるのは一生に一度の
体験でしょうから、今日という日を心のメモリーに刻み、
「素敵な体験だった」と思おうじゃありませんか!
やがて、一通りのお食事が終わり、ウエイターさんに
「お会計を!」と言った僕。すると、最後に待っていたのは、
一番あってはいけない衝撃的すぎるオチでした。
商品券の期限が・・・、終わってた!
全米号泣。
万が一のラブホテル代も含め、5万円ほど用意していた
僕だったんですが、財布の中からすべての金が吹っ飛び、
帰りの交通費もなくなる始末!
しかし、今日はここまでがすべて前フリだということは、
皆さんもご存知ですよね? これだけお金を使ったんだから、
タダで女のコを家に帰すようなマネは、絶対にしません。
最低でも、おっぱい揉んで帰ります!
「あー、おいしかった。じゃあ、今日はもう帰るね!」と
言い出した女のコに対し、「ちょっと待った!」と言う僕。
「もうちょっと、どっかに行かない?」。
すると、女のコは明らかに「面倒臭っ!」っていう顔をして、
こんな強烈な一言を、僕にお見舞いしてくれました。
「せっかくの高級レストランで、
ボトルワインも頼めないような男と
付き合う気にはなれないよね!」。
銀座に吹きすさぶ風が、いつもより冷たく感じたのは、
脇の下に大量の汗をかいていたからなのでしょうか。
一人で帰る家までの道、一歩一歩は重いのに、
財布の中は軽かったです。ありがとうございました。

