皆さんは最近、「これだから最近の若者はよぉ!」って

思ったこと、ありますか?


実は僕、あんまり若者に対して憤りを感じるタイプじゃ

ないんですけれども、このまえ、「これだから最近の

若者はよぉ!」って出来事に遭遇しちゃったんです。


きっと、こう思い始めたら、オヤジな証拠なんだと

思うんですけど、そうは言っても、これにはさすがに

ビックリしちゃいました。すげぇですよ、最近の若者は!


ある番組の仕事で、「2人ほど作家の卵をつけるので、

その人たちと一緒に仕事をしてください」って言われたんです。

いくら作家の卵とはいえ、1人でやるより2人、2人でやるより

3人でやった方が効率がいいので、そりゃあもうウェルカムで

迎えたわけなんですけれども。


まずは、仕事の用件を伝えようと思って、

紹介された作家の卵の携帯に電話をかけてみたんですね。


「あー、どうも、はじめまして。▲▲▲から紹介された

ちだいと申しますけれども。さっそく、いくつか仕事を

お願いしたいと思うんですけど、大丈夫ですかね?」


そしたら、その作家の卵の人、

まずは軽いジャブとばかりに、いきなり、こう一言!


「えぇー、仕事のジャンルにもよりますけど!」


ん? ん? ん?


「仕事のジャンルによる」・・・。何でしょう、この新ワード。

「バラエティー番組じゃなきゃやらないよ!」みたいな

自分の中の設定でもあるっていうんでしょうか?

なにやら不穏な空気を感じつつ、「どっちでもいいや」と思い、

再度、お願いをしてみる僕。


「番組の企画にあう人を探してもらうっていう

ちょっと大変な仕事なんですけど、探す時間とかって、

ありますかね?」


自然と、ちょっと丁寧な言葉遣いで話してしまう

チキンハートな僕。すると、ちょっとだけ予想していたけれど、

言ってほしくなかった、まさかのお答えが!


「いやぁ、ちょっと無いですね・・・。」


えぇぇぇっ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ


何、そのやる気なしオーラ!

僕が初めて仕事の話をいただいた時は、

大変かどうかはさておき、「やります!」って言ったもんだ。

なのに、べつに面倒臭そうなのは、やりたくないって!


現れたな、ゆとり教育世代!


確かに面倒臭いかもしれない。面倒臭い仕事だと思う。

だけど、面倒臭いからこそ、やり甲斐があるんだよね!

そして。面倒臭いからこそ、お金がもらえるんじゃん!


だから、この若造に、100万歩ぐらい妥協して、

こんな提案をしてみました。


「じゃあ、インターネットでできる範囲でいいですから。」


最低でも5年以上先輩ながら、めっちゃ低姿勢な僕。

そしたら、「インターネットでできるんなら、じゃあ」みたいな

感じでOKをいただきましたよ。


大変で面倒臭い仕事をする人→僕。

もし何かがあったら怒られる人→僕。

この仕事のために徹夜で働く人→僕。

2時間ぐらいインターネットを見てみる人→作家の卵。


すげぇよ、母さん。平成の世で下克上だよ、母さん。

僕が持つ低い志が、ものすごく高く見えるよ、母さん。

だけど、これが世の中の現実ってヤツなんですよね。

今さら嘆いても仕方がないので、とりあえず待つこと数時間。


すると、作家の卵から送られてきたメールは、

予想外に衝撃的な内容でした。


お願いをした「人の名前」とかではなく、そういう人が

所属してそうな事務所の名前と、その電話番号が3つ。


最初、この意味を理解するのに、5分ぐらい悩みましたよ。

だって、人を探してくれって言っているのに会社の名前と

電話番号が書いてあるだけなんですもん。

だけど、考えて考えて、やっと意味を理解しましたよ。


「ほら、ここに電話でもかけてみれば見つかるかもよ?

見つかるかどうかは、わからないけどね!」


えぇぇぇっ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ


言われなくても、電話してみるけどさ・・・。

だけど、もしも同じ作業を、僕がやった場合に

かかる所要時間。


5秒!


えぇ、この3時間が、わずか5秒に短縮されるんです。

だって、ネットで検索すれば一発で出てくるんですもん!

そんな5秒の作業に、なんと3時間もかけるとは・・・。


きっと、あれですね。

インターネットを、ケーブルや無線LANで

つなげているんじゃなく、「念力」という方法で

つなげているんだと思います。


だって、ヤフーにキーワードを打ち込んだら、

さっそく1ページ目に出てくるのに、3時間かかるんですよ?

だとすれば、ここはやっぱり、事務所を見つけたことよりも、

まず念力で検索できたことを褒めてやるべきなんだと思います。


「よっ、この回線要らず!」


こんな感じで、いいですかね?

しかし、念力で検索できたのはスゴいとしても、

このままじゃ確実に、この仕事を依頼してきた

ディレクターさんやプロデューサーさんは怒るんでね。


申し訳ないが、僕には念力を褒めている余裕はないんです。

念力をスゴいと思わない人のためにも、もう少し頑張って

もらわないと。だから、もう一度電話をかけてみました。


「どうもー、ちだいですけれどもー。事務所の電話番号を

送っていただいて、ありがとうございます。もうちょっとだけ

お願いしたいんですけれども、今日はもう夜遅いんで、

明日とかって、もうちょっと調べる時間あります?」


まぁ、あたりまえですけどね。事務所の電話番号3つだけ

出されて満足する人なんて、いるはずありませんから。

そしたら、その作家の卵的な人。


「いやぁ、ちょっと時間無いですね・・・。」


やっぱ、そう言うと思ったよ。

だけど、「はい、そうですか」ってわけにもいかんのでね。

「そうは言っても調べてください」って言ってみましたよ。

どうせ、インターネットでできる範囲なんだし。そしたら!


「明日は、芸人さんと会う約束してるんですよぉ!

だから、明日は時間がありません!」


ん? ん? ん?


芸人さんと会う約束をしている・・・。

それはきっと、売れてない芸人さんと遊ぶってことですね?

言い忘れていましたが、この作家の卵的な人は、

男性ではなく、女性なんです。


そもそも面白いネタができる女の芸人さえ少ないのに、

あえて、このやる気オーラゼロの作家の卵的な女の人に

ネタを考えてもらうお笑い芸人。いやぁ、ぶっちゃけた話、

レベルが知れていますね。売れているはずがない!


だいたい、芸人の一番大切な「面白さ」の部分を、

第一線で活躍している女性の作家さんならともかく、

レギュラー番組ゼロの完全初心者女に任せるなんて、

僕が芸人だったら、絶対にできませんよ。


そこにあるのは、「面白くなりたい」という本来あるべき

お笑い芸人のストイックな姿勢ではなく、「すきあらば、

こいつと一発ヤリたい」という、エロティックな姿勢です。

そして、僕が今、突きつけられているこの現実は・・・。


そんな売れないエロ芸人よりも

優先順位が低い「僕という存在」。


いやぁ、さすがに自分が何のために生きているのか

わからなくなりますよ。一生、テレビでその名前を

耳にすることがないであろう自称・お笑い芸人の男に、

現在進行形で仕事をしている僕が負けちゃうんですもん。


どうして、そこに下心があるって気づかないかなぁ。

初心者の女にネタを考えてほしいって言っちゃう時点で

何かあるに決まってるじゃない!


逆に、僕には下心なんて、全然ありませんよ。

会ったこともないから、カワイイかどうかもわかりませんし。

言われたからお願いしているわけで、そうじゃなかったら、

出逢いもしてないわけですから。いくら変態っぽいからって、

勘違いするのは、やめてほしいですよね。


えっ? 実際会って、かわいかったら、どうするんだって?

何を言ってるんですか。僕は、自称・お笑い芸人の人たちと

一緒じゃありませんからね。すきあらば一発ヤリたいなんて

バカなことは言いませんよ。


片乳を3揉みするだけで十分です。


「山田くん、ちだいのパソコン全部持ってって!」