先日、タレントの安田美沙子さんが空港に設置された笹に

「彼氏ができますように」という短冊をつけていたそうです。

あんなにカワイイのに、彼氏ができないという七不思議。


叶うのか叶わないのか分からない短冊なんかに願いを

込めるぐらいなら、僕に言ってくれればいいんですけどね。

そんなもの、一瞬にして叶えてみせますよ。


どうも、こんにちは。安田美沙子の彼氏、ちだいです。

さて、今日は昨日の続き。「チダイズム」を始める前に

別のブログに書いていたネタの再投稿です。

よろしくお願いします。


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お台場デートで、ヴィーナスフォートにやってきた僕。

そこで、かわいらしい雑貨屋さんを発見。

女のコと一緒にお店の中に入ることになったんですよね。


若い男女が、オシャレな雑貨屋さんに入る。

これって、いかにもデート、いかにもオシャレカップル、

すっごくいい雰囲気だと思いません?


しかし、その素敵な雰囲気をぶち壊したのは、

ここでも僕でした。そこで見つけた飛行機の模型。

かわいい女のコが隣にいるのに、やってしまった

僕の行動、それは・・・。


プシューッ!(※離陸)

プシューッ!(※旋回)

プシューッ!(※着陸)


しかも、着陸時は、しっかりと後輪からランディング。

大人にもなって、模型で飛行機ごっこしちゃう時点で

既にかなり微妙ですが、着陸の仕方が生々しいと

女のコは余計にどん引きするもんなんだと、この時、

初めて知ったのでした。


女のコの引きつった顔を見て、飛行機の着陸は

成功しても、彼女のハートには着陸できなかったことを

理解してしまった、ちだい機長。

とりあえず、ヴィーナスフォートを逃げるように出ると、

最寄のゲーセンへ。


A-BOYにとって、ゲーセンは、いわばホーム。

ここにこそ名誉挽回のチャンスが転がっているはずです!

これまでのダメっぷりをチャラにして、イケてる男だと

少しでもアピールしなければ・・・。

そうです。僕は彼女に、お台場デートで言うことがあったんです。

だから、どうにかして、カッコイイ姿を見せなければならない。


そうだ、バッティングセンターのコーナーに行こう。


今年の夏は、高校野球も大盛り上がりでした。

だから、ピッチャーが投げる球を、見事にホームランの的に

当てたりなんかすれば、カッコイイに決まっている。

僕は女のコに言いました。

「もし、あの的に当てたら、どうする?」


そしたら、女のコは、考えに考えた末に・・・。

「手をつないで、お台場を歩いてあげる!」


設定低っ!


いやさぁ、プロ野球選手でも、あの小さな的を狙って

当たるのは、なかなか難しいと思いますよ。

だから、「ほっぺにチュー」とかね、そんなのがあっても

おかしくないんじゃないかと期待しちゃったわけですよ。


だけど、プロ野球選手でも難しい、その大偉業を

達成できたとしても、彼女がギリギリ頑張って

できる範囲が、「お台場を手をつないで歩く」。


この時点で、「脈あり」か、「脈なし」かで言ったら、

100%、いや「600%脈なし」の方向ですよね?

しかし、そんなところで、めげる僕ではありません。

20球300円。僕はお金を入れて、

バッターボックスに立ちました。奇跡を信じて。


空振り、空振り、空振り、ファール、空振り、空振り・・・。

いざ打席に立ってみたものの、しょせんはA-BOY。

そういえば、野球をやるのは久しぶりです。

それに、よく考えたら、野球はゲームじゃなくて、

スポーツです。ダメですよ、スポーツなんかで勝負しちゃ!

案の定、19球を終えたところでヒットなし。

かなり絶望的な展開です。でも、そんな時でさえ、

諦めないのが僕のモットー。最後の1球で何かが起こる。


最後の最後に、野球の神様がとっておきのプレゼントを

残してくれているかもしれないじゃないですか!

しかも、最後の1球でホームランなんて、それはそれで

ドラマティックです。男と男の真剣勝負。

僕はもう、ホームランのことしか考えていませんでした。

「オマエの渾身のストレートを全力ではじき返してやる!」


モニターのピッチャーが振りかぶり、僕はバットを

強く握りました。マシンとはいえ、全力でボールを

投げてきたピッチャー。僕は全力でバットを振りました。


バフーーーーーンッ!!


ボールがバットに当たる金属音は・・・、せず!


あり得ません。ピッチングマシンなのに、機械なのに、

最後の1球を真剣勝負で挑んでいた僕に対して、

ピッチャーが投げた球は、なんと!


フォークボール!

直球勝負せんかぃ、このボケがぁ!!


結局、20球が終わったところで、

ヒットもホームランもゼロ。打席から戻ってきた僕に

女のコが言った一言は・・・。


「危なかったぁ!」


そうです。

お台場を手をつないで歩くということは、彼女にとって、

罰ゲームにも匹敵する勢いだったんです。

だから、この時点で、「脈あり」か「脈なし」かって言ったら、

100%、いや「5億%ぐらい脈なし」の方向なんですよね?

そりゃピッチャーも、ホームランを打たせないように

フォークボールも投げるわぃ!


この一件で、かなりヘコみ気味になってしまった僕。

その様子を察してなのか、手をつなぐのはイヤでも、

とりあえず一緒にお台場には来てくれるような

ボランティア精神溢れる女のコであるゆえ、

僕がかねてから熱望していた観覧車には、

一緒に乗ってくれることに・・・。


よし。こうなったら、この最後のチャンスを

絶対に逃すわけにはいかない!


一瞬、「この二人はホモなのか」と見間違えたほどの

ボーイッシュな彼女を連れたカップルの後ろに並び、

観覧車の中で言うセリフを必死に考える僕。

目の前で爽やかに織り成される、いかにもカップルらしい

ホモ風カップルの仕草をガン見しつつ、これから観覧車の中で

僕が展開しようとしている物語の起承転結を一生懸命

考えていたのでした。


そして、いざ観覧車の中へ。

お台場の観覧車の中は、円形の椅子になっているため、

とりあえず女のコの方に少しだけ近づいてみることに。

すると、女のコは、僕が近づいた距離だけ離れました。

これが何かの間違いであることを祈りつつ、もう一度、

近づいてみる僕。そして、それが間違いではないことを

証明するかのごとく、もう一度、同じ距離だけ離れる女のコ。

このままでは、回る観覧車の中で、僕たちも回るという

奇妙な現象が起こってしまうと悟った僕は、

近づくのをやめ、次のアプローチを仕掛けてみることに。


「あのさぁ、観覧車とかって、頂上に来た時に

よくキスをしたり、告白したりするもんなんだよね。」


これは前フリです。いきなりキスはしないまでも、

告白というイベントがあっても驚くんじゃないよっていう・・・。

すると、女のコは言いました。


「そんなこと、本当にする人いるの?」


わかりまへん。ベタな話だとは思っていましたが、

もしかすると、それは僕の頭の中だけなのかもしれません。

だって、観覧車の中でセックスしたという生々しい話は

聞いたことがあるけど、観覧車の頂上でキスをしたという

ロマンティックな体験談は一度も聞いたことはないし、

観覧車の頂上でプロポーズや告白をしたっていう人を

目撃したこともありません。


でも、これからそれをやるんだよ、僕が!

だから少なくとも、そういう人は、ここにいる!


徐々に頂上に近づく観覧車。ドキドキする僕。

そして、いよいよあと数秒で頂上に近づくというその時!

隣のゴンドラを振り返ってみたら、


さっきのカップルが、めっちゃキスしとる・・・。


それを見て、完全に衝撃を受けてしまった僕。

あぁ、うぃあ、お、おろー、おごごっ!


密室で挙動不審。


女のコは言いました。

「一緒に密室の中にいるの、ツラいよ!」


ん?ん?ん???

一緒に密室の中にいるのが、「つ・ら・い」。3文字。

さて、ここで問題です。一緒に密室の中にいるのが

ツライと感じる男が、その密室の中で女のコに

「好きだ!」と言いました。その時、女のコは、

どう思うでしょうか?


A.観覧車から飛び降りたくなるほど、ツラい。


はい。正解です!

僕は、その時に言いかけていた、あの言葉を

素早い判断で他の言葉に言い換えました。


「す、す、好・・・スごい夜景、キレイだよね。」


今さら、わかりきった発言をする僕。

そして、シカトする女のコ。

やがて、たいした会話もないまま、観覧車は地上へ。


地上に降りるや、シンデレラは終電のお時間であり、

おうちに帰る時間となってしまいました。

彼女は地下鉄で、僕は「ゆりかもめ」で。


またしても、一人で揺られて帰る「ゆりかもめ」。

よりによって、僕の目の前には、ブッサイクな男と

そこそこカワイイ女の人のカップルがいました。

しかも、会話を聞いていたら・・・。


女:「今日は、すごくスッキリした。」

男:「なんで?」

女:「想いを伝えられたから。」

男:「そっか。」


どうやら女の方から、ブサイクな男に告白したようです。

しかも、その日に・・・。


ウソのような話に聞こえるかもしれませんが、

本当に本当の話なんです。

だって、女が男にポスカム(ガム)を渡しながら、

そう言っているところを、1mにも満たない距離で

聞いちゃったんですから!


その時、僕は思ったんです。

こんなブサイクな男でも、女から告白されるこの時代。

しかし、こういうものを見せられて、何度、期待したか。

何度、期待させられた末にダメだったか。

そうだ、これは罠だ。誰かが仕組んだ罠に違いない。


男にポスカムを渡したあの女も、誰かによって仕込まれた

エキストラであり、きっと、あとでギャラをもらっているんだ。

くっそぅ! 僕はもう・・・、僕はもう・・・、恋なんてしない!


アイドル萌えだ、コノヤロー!


夏の終わり。僕の中でほのかに芽生えた恋心は、

お台場の波の音に消されていったのでした。

さぁ、皆さん、明日も各地で、アイドルのイベントがありますぞ!