今日、ある番組の会議の後、六本木ヒルズの中の
「カプリチョーザ」でメシを食っていたら、僕の隣の席で、
オヤジ2人とOL3人がパスタを食べていたんです。
僕が一人でゴハンを食べる時は、必ず隣の人が
どんな会話をしているのか聞いてしまうんですけど、
どうやら話は、オヤジの恋愛論に発展してしまったらしく、
恋について、とっても熱く語っておられたんですが・・・。
見た目30代半ばぐらいの、ちょっとサエない系の
オヤジが吐いたのは、意外にも、こんな名言でした。
どんなにカッコイイ男でも、どんなにブサイクな男でも、
恋の打率は、そんなに変わらない。だから、どれだけ
打席に立つか。ヒットの数は、これで変わる。
なんと、僕のようなモテないオーラを放ちまくっている
男にとっては、ぜひとも参考にさせていただきたい恋愛論!
だって、仮に打率が3割だとするならば、僕のような男にでも
3回に1回は成功するチャンスがあるってことじゃないですか。
それがもし本当だったら、とっても勇気が出てくる話です。
ところが、「えっ?マジで?」って思った瞬間、
このオヤジは立て続けに、こう言ってくれました。
「だから、マツジュン(松本潤)も俺も
打率という意味では変わらないんだよ」。
はい、ストップ!
何を血迷ったら、そんな結論になるんでしょうか。
いくら何でも言い過ぎってもんです。考えてもみてください。
この世の中にマツジュンにコクられて断る人っていうのが、
一体、どれぐらいいるでしょう? 中には変わった考えを持つ
女子がいるかもしれませんが、きっと10人中9人ぐらいは
即答で「付き合う」って言うんじゃないかと思います。
逆に言えば、もし万が一、マツジュンの性格が人間として
ものすごく最悪だったとしても、ほとんどの人が即答で
「YES」と言うに違いありません。
打率は9割です。
それに比べて、六本木ヒルズは六本木ヒルズでも、
「カプリチョーザ」でメシを食っている男なんですよ?
味はバツグンにおいしいですが、高級イタリアンではなく、
おもいっきり庶民の味です。そんなところで恋愛論を熱く
語ってしまうオッサン、推定年齢35歳。それと、そんな話を
隣で盗み聞きしてしまっている僕。
打率は完全に1割未満です。
しかし、だからと言って、モテない男がモテる男と
同じ数だけ恋することはできないわけじゃないと思います。
なぜなら、たとえ打率が1割未満でも10回打席に立てば、
1人の女性と付き合えるんですから、とにかくたくさん
告白すればいいわけですよね。
つまり、モテる男が10人に告白し、9人と付き合ったとしたら、
モテない男は90人に告白して、9人と付き合えばいいわけです。
まぁ、それだけたくさんの女性と出会うのが大変ですけどね。
だから、最終的に「とにかく打席に立つことが大切」という
結論は変わりません。モテない男ほど打席に立つべきです。
はい、僕もモテない男なので、たくさん打席に立つべきでしょう。
ただ、この「恋愛論」には、一つだけ重大な欠陥があります。
それは、女のコと付き合えるなら誰でも良いと言うのならば、
ただ打席に立てばいいわけですが、好きな女のコがいる場合は、
ピンポイントで、そのコと付き合えるかどうかが勝負ですよね。
つまり、他の女のコと付き合える確率はどうでもよくて、
その女のコと付き合えるかどうかがすべてなわけです。
そして、その成功率は、イコール打率(1割未満)なわけで。
打率を上げるためには、どうしたらいいのか。
実は、一番考えるべきは、ここではないかと思いました。
熱い恋愛論を盗み聞きしながら、独自の結論に達する男。
ヒットなんて、いりません。
狙うは、あのコのホームラン。
明日は、毎週金曜日にお届けする「悪いことをする日」に向け、
コインロッカーのある街に行ってこようと思っています。