麺屋 一燈 (新小岩)
葛飾区に来るなんて
ワタシがまだ20代の頃
設計事務所で働いてたとき以来かも。
多分それ以降にも来てるだろうけど
そのくらい馴染みのない城東エリア。

よく晴れた日曜日。
ワタシは無理矢理起きて電車へ。
厳密に云うと
武田はまだ起きていない。
夢とウツツの合間に挟まったまま
品川から地下を走る快速に揺られ。

超いい加減B型iPhoneナビを駆使して
すんなりと店の前に到着したのが
開店1時間前。
ウトウトしながら
4番目に接続。
ウトウトて・・
さむ過ぎて
お目目パッチリ!!
風道になってて 寒すぎるっ

そのあとも続々やってくる。
新小岩の荒くれ者が何処からともなくやってくる。
麺屋 一燈
ITTOU
2010年6月OPEN
言わずと知れた超人気店。
ただ思っていたよりも
並ばないのね。
店から漂う出汁の香りに励ませてつつ。
オペも完璧にこなすところは
さすが行列店の証。

寒さ以外に一切のストレスもなく
開店10分前に。
読んでいた小説をおさめ
手袋をはずし750円を用意する武田。
空を見る。快晴だわ 今日は。
最近は嫌なこともあるけど
ココロが晴れる。
もう見えないでしょ 券売機。
目移りするくらいのメニューの多さ。
ワタシこういったお店の構成
正直好きじゃないす。

ただここに足繁く通う常連さんは
ほんとに多いみたいで
自分のなかで決まった注文をどんどんしていくの。
こうじグループ出身の坂本店主。
明るさと厳しさで厨房は元気いっぱいぱい。
限定や新しいブランドなど
次々輩出していく姿勢は
やはりスゴいステキだと思うし。

かじかんだ手を温めるにも
温めるものはすぐそこにはなく
卓上にはキレイにならベッレタ調味料が。
変換間違いが以外と面白かったので
そのままにしました。
脳まで冷えた
武田の身体を温めてくれるもの
それはラーメンに他ならず。
店員の手から渡される一杯。

器をもってじんわりと伝わる温度。
これでワタシは生き返る。
この日一番乗りできました
芳醇香味塩そば
デフォの塩です。
見た目はいたって質素です。

鶏チャーシューに真空低温調理の桃色チャーシュー
青菜に白髪ネギ、万能ネギからの海苔。
この器 有名店で最近よく見かけます。
上品な一杯をさらに良く見せる演出。
これぞこだわりの部分。
塩出汁が余計に際立って見えてくるからフシギ。
同時に味変アイテムの
魚介オイルが手渡されます。
こいつの効果は恐るべし。

最初から入れたい衝動は起こるも
まずは芳醇と云われる塩そのものを堪能。
やや白濁しつつも澄んだスープ。
芳醇の名を受け 優しい風味が舌を通過。
鶏出汁の濃度もガツンとは最初から感じません。
鶏の旨味がゆっくりとゆっくりと広がるわけで。

表現は難しいけど
この塩ははっきりと輪郭をもった旨味ではなくて
出汁の奥にすごいコクがある感じ。
この奥深さが好きな方
多分ハマり易いのは玄人よりだと思います。
個人的感想かもだけど。
麺はもう美味いね。
麺肌も滑らかでスープに合う自家製麺。
ここまでの淡麗になってくると
スープ主体で麺の存在感は落ちるけど
しっかりと美味さを主張した麺はサスガです。

柔らかさも適度。
これ以上硬くても絡みが悪くなりそうな
ギリギリの感じがまたステキ。
この2種類のチャーシューはスゴいね。
左の鶏チャーシュー
白い身をした柔らかい食感。
ささみの部位なのかな・・味がのってます。
右はレア食感の豚チャーシュー
こういった食感や風味でアクセントを演出するあたり
サスガの力量。
途中で先ほどの魚介オイルを
ゆっくり溶かしながら投入。
少し辛味の刺激で
魚介風味がゆっくり溶け出します。

フシギと塩の輪郭やコクが
しっかりと感じられるようになるなんて。
出汁のバランスや手法で
大きく変わることを実感することに。
超高速で食べたため
客から二度見のアラシ。
いいよ いいよ
ワタシが武田です。

7.5点/10点
何段階ものレイヤに別れてる芳醇な塩。
合わさるもので見え隠れする本質には
なかなか気付かなかったり。
決して単純な構成ではなく
複雑な中に奥深さがある塩ね。
11:20で20名くらいの行列。
凄まじい人気だこと。

一燈のこだわり。
それを愉しみに今日もヒトは並ぶ。
温めてもらいなさい。
ココロも身体も。
爽やかな日曜。
降り注ぐ太陽。
へいへいへい
次はあそこ行こ。
(語呂完全無視)