
先日、綿85%、麻15%の布を醤油で染めてみた。
おかげで、ベランダが醤油の臭いでムンムンしやがる。

軽く手洗いして再び乾燥させたらば。
醤油の色だけ落ちて臭いだけ残っちまった。
綿や麻は「タンパク質処理」というのを施さないと
ほとんど染める事ができないらしい。
しかも、色落ちを防ぐ作業もしないとダメだ。
この2点を怠ると、染める事は難しいそうだ。

昔の醤油のシミはしっかりと残ってるのになぁ。
消えないし落ちないし。不思議だ。
なので今回は、マジメに下準備をしてみたよ。
【タンパク質処理】とは…。
「色が染まる」とは、色素とタンパク質が結びついた状態。
綿や麻の繊維には、タンパク質がないので染まりにくい。
んで、人工的に処理して無理やりやっちまおうって事だ。
牛乳や豆乳に浸すやり方がよく紹介されている。
しかし、効果はイマイチみたいだ。
大豆を一晩水に浸して、柔らかくなったらミキサーへ。
絞った豆汁(ごじる)に布を浸す方法がいいらしい。
しかし、すっげぇ面倒くさい。
タンパク質は濃い方がいいみたいだ。
だからって、豆乳や大豆という選択肢は安易じゃないか?
もっと「いい素材」があるんじゃないか?
納豆とか。やんないけどな。
【タンパク質含有量一覧表】
上記のリンク先で調べてみたらば。
タンパク質が多く含まれる食品がズラリと。
コレを閲覧すると、「大豆」以上の猛者がたくさんだ。
この中から手軽で安価で大豆並みの食材を探す。
そして、俺が目をつけた食材は…。

ドライイーストだ。
ミジンコ増やすのに使って水を腐らせるやつだな。
さぁ、コイツでレッツ「タンパク質処理」開始。

中古で購入してきた卓上グリル鍋。
不安になるくらい安かったが、
食べるものを煮込むワケじゃないから問題ない。


ドライイーストをぬるま湯に溶かしていく。
ぷ~んと香りがしてきた。
スーパーの端っこにあるパン屋の香りだ!
とりあえず布を浸して30分ほど放置した。

水洗いしないで軽く絞って干した。
すっごい臭い!アレだ、牛乳を拭いた雑巾の臭い。
臭い臭い!懐かしいけどくさーい!
タンパク質恐るべし。

乾かしている間に染料をつくる。
タマネギの皮にしようと思ったが、番茶にした。
コイツを放り込んでグツグツ煮込んだ。
すっげぇ濃いのができた。コレで染めよう。

保温する温度で30分ほど浸した。
部屋中が番茶臭でいっぱいだ。
お次の準備をせねば…。

色落ち防止に媒染剤(ばいせんざい)に浸すそうだ。
今回は、一番手軽で安価な「ミョウバン」を使用。
スーパーで80円くらいで売ってたよ。

水を500mlとミョウバン30g。
なかなか溶けねえぇ!すり潰すように溶かした。


ミョウバン水に30分ほど浸してみる。
画像だと判別しにくいが、ほんのり染まった感じ。
番茶→ミョウバン→番茶→ミョウバン…
この繰り返しを半日以上続けた。

ほんのりお茶の香りが漂う仕上がりに。
この画像だと淡い黄色というか、浅黄色みたいな。
実際はもっと濃い色に仕上がっております。
画像より少し汚らしい黄緑っぽい感じ。
ゴシゴシと洗いたいくなるような色に仕上がりましたー。