これは以前働いていた介護施設の
夜勤中の話
3人体制の夜勤チームの女性職員Aから
夜中11時くらいだったか
A「ワケあって元彼が職場の前まで
来てしまったんです」
私「ええで、行ってこいや。仕事は
任しといて」
A「行ってくれませんか?」
正直、何故私が対応しなければ?
と思いはしたものの夜勤チームの
リーダーであった責任感から、この話を
引き受けることとなりました
何故、元彼が来たかのいきさつは
別れ話のもつれ以外は何も聞かされ
ていない
外へ出ると暗闇に一人の男がおり
少し興奮状態で
元彼「Aに会わしてほしい。話だけしたい」
私「今は仕事やから無理やわ」
その後もしつこく押し問答になり
私「兄ちゃん、自分なにしとうか
わかっとんかい」
みたいなことを言った瞬間、元彼は
逆上し
元彼「あんたに何がわかるんすか!」と
大声で怒鳴り始めた
夜中だったことや職場敷地内であり
これはまずい、と思いすぐに元彼を連れ
近くの薬局の裏のひとけのないところ
へ移動
元彼の興奮は収まっておらず
とりあえず、この子の話を聞いて
あげようと思った
少し荒めの声で
私「兄ちゃん!とりあえずAに伝えたい
ことオレに全部言うてみい!
それ全部、仕事終わってから
Aに伝えたるわ」
とこちらもまくし立てると元彼も
少し冷静を取り戻したようでAへの
募る想いを吐き出し始めた
元彼は不器用でちょっとバカなやつだが
いいやつだと私は思った
話を聞き終え
私「あんたの気持ちは少なくとも
オレにはよう伝わった。
とりあえずその話は責任もって
Aにするから。その後は2人の
問題やから」
と優しく声をかけると軽く頭を下げて
帰っていった
とりあえず職場に戻る前にタバコを
1本吸いました。刺されるかもしれん
という恐怖心もあったのでこの1本が
ほっとしてうまかった記憶がある
ちなみに今は禁煙して10年以上経ちます
Aにはしっかりと彼の気持ちを
伝えました
たまたま夜勤の休憩時間と重なったこと
もあり仕事に支障をきたさなかった
ことも良かった
その後Aや元彼がどうなったかは
知らない
ただ元彼も含め、それぞれが今
楽しい人生を送っていたら
ちょっと嬉しい気持ちはある