台風やゲリラ豪雨など、大雨時に建物内への浸水や排水口の逆流防止対策として「水嚢(すいのう)」があります。「土嚢(どのう)」は皆さん聞いたことや見たことがあると思いますが、その水バージョンです。

家にあるもので簡単に作れて後片付けも楽なので、近年の集中豪雨で話題になることも多いです。

トップの写真は水嚢(すいのう)を台所シンクの排水口の上に乗せたものです。先日の台風2号の豪雨で雨がひどくなるにつれシンクの排水管で「コポッ」「コポッ」と音がしていたので、水は流さないようにして様子を見ていました。

こういった音がしだすと要注意です。浸水する地域ではなくても、一時的に雨水の量が急激に増し、排水路が流すことのできる容量を超えると、建物の排水管の方へ逆流してしまったり、排水管にたまっている空気が押し戻されてトイレや洗濯機など水を流した際に流れずに溢れてしまうことがあります。

都市の発展で昔に整備された下水管や雨水管は、近年の集中豪雨に対応しきれず都市部でも注意喚起されているものです。メモ都市型水害(Wikipedia)

 

 

  水嚢(すいのう)の作り方

 

とても簡単です。

 

 

まだ雨が降っていない間でしたら外で準備されても良いと思いますが、そうできない状況や環境もあります。浴室でも作ることができますので、雨がひどくなってきたなぁと思ったら、自宅内でもすぐに作ることができます。

45リットルのポリ袋に半分程水を入れると、とても重いです。ひとりで作業する場合は、自分が持てるかどうかを考えて無理しすぎないようにしましょう。どこか袋がある程度立つ位置にテープなどでしっかりと止めてすることをお勧めします。実際に作ってみて思ったのですが、水が沢山入ってくると蛇口を止める時に手が足りず、ポリ袋から水が流れ出そうになり「あわわわあせる」します(笑)

守る必要があるのは、ポリ袋は2枚以上重ねること。強度を上げるためです。心配な場合は3枚重ねても良いと思います。そして、水を半分くらい入れたら、結びやすくするために空気を少しずつ抜いていきます。しっかりと固く結んでください。

 

 

どんなところに置くの?

 

 

◎トイレに置く水嚢(すいのう)は、便座の上に乗っているように見えますが、水の袋なのでそれに応じて形を変えフィットするので便器の中にもしっかりと入りこんでいます。

 水嚢(すいのう)を処分する時は、1枚ポリ袋を便座の中に被せているので、浴室まで持っていき水を抜いても良いですし、便器の中で袋を切り、水を抜くこともできます。その際ポリ袋はトイレに流さないように気を付けてください。

 

 

◎浴室では洗い場と浴槽内の排水口の上に置きます。浴槽は栓をして水を貯めておくことで下水の逆流を防ぐこともできます。水を貯めておくと災害時に生活用水として使うこともできます。

 

 

◎洗濯機はホースを排水口から抜いて、排水口の上に水嚢(すいのう)を乗せます。洗濯機は洗濯機を乗せる受け皿のような台の防水パン(洗濯機パン)の上に設置していることが多いと思いますので、水嚢(すいのう)がその中に乗るように、LLサイズくらいのレジ袋を2枚もしくは3枚重ねて水嚢(すいのう)を作って置いてください。

 

 キッチンの流し台 

◎トップ写真はキッチンの流し台の排水口の上に水嚢(すいのう)を乗せています。

 

 

こんな使い方もある!

 

 


テレビこちら『テレ朝news』で、水嚢(すいのう)の作り方や、設置方法など分かりやすい動画を載せて下さっています。

 

 

 

下差し市販の水嚢(すいのう)袋もあります。

 

 

 

 

 


参考記事:

・「水嚢」は雨水の侵入を防ぐ災害時の便利アイテム/防災新聞

・台風前にやっておきたいこと 「水のう」作り。洗濯機の排水口対策は忘れがち。行政の資料がわかりやすい/YAHOO!ニュース・アウトドア防災ガイド☆リスク対策.com名誉顧問

・防災士が教える!豪雨や台風到来の前にこれだけは知っておきたい、家庭で出来る浸水対策/♡サンキュ!

 

 

 

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