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心のサポーターへの道
この春、長男は国立大学へ進学する。
H大学・総合人間学部・国際共創学科。
留学が必須で、授業は全部英語でされる特殊な学科。
定員も10人ととても少ない。
英語が大得意な彼にはなんとも楽しそうである。
本人は勉強が大好きでとても楽しみにしている。
学科にある
共に創る=共創
ひとりで黙々と深めることより、人と繋がって創る世界を体験したいと。
スキゾイドが強くてサイコパスも強い彼が、エッセンスからその言葉を紡いでいることが母としてとてもうれしい。
長男の受験をきっかけに私はふと思い出した。
私が高校3年生だった秋。
進路指導室で、当時新設されたこの大学の案内を見て、おもしろそう!と感じたことを。
私が気になったのは、総合人間科学部〝人間科学科〟
人間を科学するの?なんて楽しそう!
心は踊ったものの、私は母の勧めで医療系の大学に進学し看護師になった。
ずっと長い間忘れていたけれど、この時私は、傷付いた人の心に寄り添うことができる人になりたかった。
傷付いてどうしようもなくなった人に、どうやって寄り添えるのか?その人が再起していこうとする時、側で寄り添える人で在りたいと
そんな願いを持っていた。
時は過ぎ、私は3人の子どもの母になった。
私にとって子育てはとてもしんどかった。
優しくしたくて大好きなのに、怒ってしまう自分を恥じた。
けれども、子どもたちはいつもいつもそんな私に優しかった。私に愛を向けてくれた。
今年、教育委員会で小中学校に任命される心のサポーターの募集があった。これは市の職員にあたる仕事だ。
私は、その募集案内を目にした瞬間、〝やる!〟と決めた。心のサポ―タ-になる!と。
我が子のサポーターには、なれていたかわからないけれど、子どもたちにしてあげたくて出来なかったことを、未来の子どもたちへ返していけたら。本当に傷付いて泣いている子どもに寄り添うことが、今の私ならできるかもしれない!(だって私は変われたから。キャラクトロジー®と出逢って。)
昔着ていたスーツはとっくに着れなくなっていた。
黒スーツを用意して、2度と履かないと思っていた黒のパンプスを磨いて、いざ面接試験。
娘に、ママ、マジシャン!ポケットから鳩が出そう!と笑われた。
本当にスーツが似合わなかったけれど、私の心は踊った。
私、心のサポーターになる!
この決意に、自分が一番うれしかった。
不思議なくらい面接では好印象で、結果は採用。
それも、子どもたち3人が巣立った小学校で任命される流れに。
とても狭き門だったけれど、なぜかすんなり合格した。
〝未来の子どもたちが私を必要としている〟
私のハートは燃えた。
4月から小学校で心のサポーターとして働く。
どんな世界が待っているんだろう。
完全に天から応援されているとしか思えない。
私には今、心の真実を伝えることができるキャラクトロジー®がある。
Hawaiiの叡智もある。
大地の祈りがある。
Healerとしていつも全力で生きてきたつもりだったけれど
目に見えない世界と心のことで、現実社会に貢献することがいつもテーマだったし
何よりそれがしたかった。
そして、いつも、大好きな家族が応援してくれる。
私は自分に恥じない自分になっていく。
そして、この世界にエッセンスを放ってゆくんだ。
私はかつて、子どもたちがコロナの影響で長い休校になった時
子どものために3食作らねば!と仕事をセーブして意気込み、結果身体を壊した。
休校が明けるその日に、右手が痛くて動かなくなった。
はっきりとした原因がわからず、不安で寝たきりのような気持になった。
実際、右手が使えないことで、居候しているかのような気持ちにもなっていった。
私、家族のために何も出来ない・・自分を責め続けた。
〝私は何のために生きているんだろう?〟って泣いた。
絶望だった。
自分にも、現実にも。
そこから再起出来たのは、自分の本当の願いと繋がったから。
それは簡単ではなかったし、逃げたくなったり死にたくなったりした。
でも私は死ななかった。(スキゾイド強いから死なない。)
私は人の役に立ちたかった。
私は自分を愛し、自分を大切にしたかった。
この世界に、愛の毛布を拡げたかった。
私は、自分の愛をいつも母や人のためにばかり使って
自分への優しさに出来なかったのだと知った。
そのやり方も、全然わからなかった。
自分で自分を導けたのは、私の中の光を信じてくれた人がいたから。
私もそうして生きていきたい。
私の光も
あなたの光も
闇も
全部尊い。
その表現者として生きる。
〝何のために生きているんだろう〟
そんな絶望の中にいた私は、今はもういない。
いや、今のわたしと手を繋いでいてスキップさえしている。
4月から子どもたち3人が卒業した小学校で
心のサポーターして働く。
心から笑っている自分を両手に抱いて
この道を進んでいこうと思う。
未来の光である、子どもたちに
大人としてどんな姿を見せ続けていきたいか。
それを誇りとして。
私はゆく。
2022年3月26日
森迫 泉
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