■「素直でない」ことと「認める」ことをいいわけにしない | 女性起業・ビジネスプロデューサー Hanako塾☆猪口一世

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起業したい女性、起業したけれど売上の伸びに悩む女性起業家へ、ビジネスの方法をお伝えしています。過去26業種、約3,000名の女性起業家をサポート。株式会社Hanako 塾代表取締役、一般社団法人アクティブウーマン代表副理事。

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セミナーでもそうだけど、個別コンサルティングを行っていると、顕著な差として分かることがあります。
心が固い人ほど成果は出ない。
まぁ、よく言われていることではあるけども、僕の視点で見てみます。


よく「素直な人の方が~」とか「柔軟性がどうのこうの」とか聞きます。
素直じゃなくて柔軟性がない人が確かにたくさんいることも知っているのだけど、
そのほとんどの場合で、それを言っている人が相手のせいにしているだけ
ということもよくあります。
境目が難しい。


一生懸命人に関わる仕事をして、相手が変わることや受け入れることを
拒否している場合、出し手にできることは受け入れることだけです。
相手をコントロールすることは最終的にできません。
相手のせいにして「素直が~」「柔軟性が~」と言うべきではない。
「残念でした」と言うべきです。


人によっては、いろいろな機会を通じて、3回でうまく行く人と、
300回目でうまく行く人がいます。
300回目でうまく行く人の173回目に当たったからといって、
相手のせいにするのは早すぎます。


ただ、300回目で分かる人の多くは、
その人が発信者に依存してしまうことがよくあります。
それも当り前のことです。
173回目に当たるということは172回失望しているのだから、
今度こそはと思うにきまっています。
が、正直実害があったりします。
よっぽど心が広い善人でなければ、
いちいち文句を言ったり一生懸命対応することで
自分の心を削って消耗するのではなく、
「キモチ悪い」と認めてさようならをすることです。
173回目にできることはすでに提供しているからです。



こういう考え方は2つの目線からできています。
ひとつは、相手が最後に選ぶことを最初から尊重しているということと、
もうひとつが、最終的には相手よりも自分のことを大切にするという前提です。


人は人をコントロールすることができません。
人が選ぶことのきっかけになることができるだけです。
やりたくなければやらなければいいし、不幸な人生を歩みたいなら歩けばいい。
はたから見てあーだの、こーだの言うことは単なるエゴです。
最初から、相手が相手のことを選ぶのであって、自分が貢献するのではない
と思っておくことです。


人に関わる仕事をしていようがしていまいが、命を削って大切にするべきものは
本当に身近な者が危険な状態にあるなど、特殊な場合を除いてありません。
自分が一番大事なのは、生きていて当然のことです。
強度の依存や、悪質な誹謗中傷に真正面から構っている人生の時間はありません。
自分が生きていく時間を何に使い、何ができ、どうするかを決めるのは
相手ではなく自分です。


結局どちらも、自分のことは自分で決めるしかない、というシンプルなことです。



と、言葉で書けばわかりやすいのに、
なぜか関わりのある相手のことを、たとえば
「仕事でお金を頂いているのだからちゃんとやらなければならない」とか
「自分のことを頼ってきてくれているのだからできる限りのことをしたい」とか
「単純にかわいそうだと思う」とか
「人の力になり、人に認めてもらいたい」とか
そういうまったくもって正しい理由によって、
自分を縛る鎖にしてしまっているわけです。


自分で自分のことを認めることができなければ、
その上自分で相手のことを認めることができなければ、
こういう問題は延々と付きまといます。


認めてほしいところを認めてほしいとか、
認めてほしいと言われているところを認めてあげるとか、
そういう浅くて表面上の物事をやろうと頑張ったり、認めてあげようと受け入れると
物事がどんどんややこしくなっていきます。
そういう人間関係のアリ地獄にはまっている人は、
結局のところ自分と相手を尊重も認知もしておらず、
自分の欲求を優先しているということです。


自分の欲求を優先するのも自分なのだから、それを選ぶという手もあります。
ただ、そうするならこうなるという事実だけはちゃんとつかんでおいて、
やった結果「相手が変わらない」とか「素直さがどうのこうの」とか、
そういう発言をしないことです。

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