音楽にしてもスポーツにしても、学び時があるように、ファッションやインテリアも人生の中で美的感覚を養うのに、最もいい時期があるように思います。



色々なお宅を取材して思うのですが、女性のファッションセンスのピークが20代だとしたら、インテリアセンスのピークは3040代。



流行にも敏感で、お気に入りの雑貨やさんやショップをこまめに覗くパワーもあって、リアルタイムの流行を取り入れたりできるのが丁度その年代。



たとえ使えるお金は少なくても、どれだけ楽しいインテリアを工夫するかで、生涯にわたって影響する美的バランス感覚が養われていく・・・そんなきがします。



インテリアの場合、本格的なデビューが結婚や一人暮らしで親元を離れる20代後半からはじまります。



でも、そのときはまだ、家族構成やライフスタイルが定まっていないので、どうしてもインテリアに関しては模索の時期。



ちょうど、学生時代、好奇心や情報は沢山あるのに制服という制約があって思うように、ファッションを楽しめない・・・そんな時と似ています。



それが、30代をすぎライフスタイルが安定し、少しづづ収入もふえてくると、今まで蓄積してきた情報と自分の暮らしが融合できるようになり、本格的に自分らしいインテリアを楽しめるようになります。



だから、この世代の方のお宅が最も興味深い。



それぞれのスタイルにあわせた工夫があちこちにしてあって、見ていて本当に感心します。



以前、うかがった田園調布のお宅は奥様がステンシルを極めていて、家中がステンシルワールドになっていました(笑)



描けるところにはみんな描く?!といっていた彼女の家は、エアコンから電話まで、すべてオリジナル作品の表現の場。






それだけ聞くと、どんな家なのかと一瞬思うかもしれませんが、小さいころから培った彼女のバランス感覚で、白を基調としたンプルな空間はとても心地よいものでした。



お金をかければいいということではない、心のこもった暖かい居心地のいい空間、そうしたものが30代の家にはあるような気がします。



人は年齢を重ねるほど、やることも責任も多くなり、なかなかインテリアやファッションに時間を費やしていくことが難しくなってきます。



でも、どれだけそれぞれの学び時期に、良いものを沢山みて、経験していくかで、その後の人生の美的感覚が違ってくるようです。





是非、皆さんも素敵なもの美しいもの沢山見て、取り入れてください~。