さて、税金とか罰金とか言われて、決して少額ではないが全く払えなくもないかもしれない金額を支払ってしまった後、やはりおかしいと気が付いて詐欺師情報や相談のできるサイトに相談しに来られる方が結構おられます。残念ながら、それでもなお、相手を信じて残る人々もいるのです。そのような方々に待っているのはさらに増額されてゆく送金要求です。
例えば、
◎航海中で「子供かアフリカにいる養子」・「老親か老祖父母」・「たった一人の兄弟か姉妹」が病気か事故に遭う。海上でお金を病院に振り込めない。お金を振り込まないと医者が手術をしてくれない。その手術費用数百万円。
◎彼自身が事故に遭い、病院から緊急の電話がかかってくる。彼のメモにはあなたの名前と電話番号しか書いていなかった。彼が虫の息の状態であなたが妻だと言ってたなどなど理由を述べて、手術費用を求めてくる。
その他、航海に特化されたものでなければ、船乗り以外の設定でも共通していると思います。お金を何度も送り続け、総額数千万円になってしまったという被害者の方もおられます。
最初のうちの送金要求は、使えるかどうかをテストするものとみてよいでしょう。彼らの目的は恋愛ではなくお金。お金になるカモか見定める必要もある。また、少額なうちしか振り込めなくても信じてくれる相手であれば、今度は銀行口座を使わせたり等のマネーミュールという共犯者として使えるかどうかを見定めるわけですね。ちなみにこの国際詐欺で捕まるのはほとんどミュールです。共犯者になってお金がもらえるなんて喜んでいると、人生を棒に振ります。

船乗りにしては整いすぎた顔。写真の人はアメリカの弁護士。こんな写真使って船乗りが海賊に襲われるというストーリーを展開するんですね。