ナイジェリア・ガーナの詐欺師らしき男性は、FacebookなどのSNSや出会い系で知り合った場合でも、たいていターゲットにした相手を「チャット」に誘い込みます。Yahooやスカイプなど。Googleのハングアウトもたまにあり。なぜチャットなのでしょうか。

例えばFaceboookのメッセージでこんなことを言ってくるんですね。

『i dont use facebook often, tell me your skype name/Yahoo Messenger, lets chat on skype and know each other more.』
チャットは相手がオンラインになっているのを見つけて話を始めることができます。そして時間を奪える。『お互いを知るため』と言ってきますが、当然ですが夢中にさせ、被害者に誰かほかの人に相談する余裕をなくさせるため。そして被害者を洗脳し支配するため。

例えば、『毎日チャットしてほしい。この時間必ず僕と2時間は話をして』とか言われると、そんな時間ない! とムカッとしてくるかもしれません。

しかし『朝起きた時まず最初にしたいこと、それは君にメッセージを送ること。そうすると君は返事をしてくれるだろう? そして寝る前にもう一度お休みのキスの代わりに君とチャット。そして僕は安心して眠れる。』なんて言われたらその通りにしてあげたくなりますか???

ナイジェリア、ガーナの朝の時間は日本の夕方の時間です。夜遅い時間が日本の早朝。ちょうど日本にいる獲物とチャットするのに詐欺師たちにとっては都合の良い時間なのです。

何も言わずに一日でも欠かすと、Miss Youとか、自分のこと嫌いになったのかとかいろいろ言ってきます。毎日チャットなんて無理というと、『君のことをいつも思っている、君が忙しいのはわかっているけれど僕も忙しい。そんな中でも君にメッセージを送る時間を少しだけとっている。だから君も本当に少しの時間でもいいから、時間を取って僕にメッセージを送ってほしい』とか言ってきます。そうすると、被害者は自分もちゃんと応えてあげなきゃと思うようになる。ほとんど中毒状態になると、日本時間の真夜中(ナイジェリアやガーナでは午後の時間)までチャットするようになる。そこまでゆくと、かなり洗脳されています。危ないです。オンラインなのを見つけられると相手が声をかけてくる。声をかけられたら応えなきゃと思ってしまう。


プロフィール写真はイケメン兵士


画面の後ろには怠慢なネットカフェの若者