メタルボックス/ Consignment Box詐欺

 これは恋愛詐欺の要素を抜かして単刀直入に箱を受け取ってほしいというもの。3回ほどからかいました。1回はスパムメールに答えてメールのやりとり。2回目はもともと恋愛詐欺のスカイプ詐欺師だったようですが私の捨てIDのキャラがあまりにも恋愛に興味示さないのでメールに誘導したらいきなり箱の話になりました。

パターンは例外なくみな同じです。恋愛詐欺の偽将校もメタルボックス詐欺をしますが、それとは異なり、最初から箱を受け取ってほしいという話が出てきます。

1.まずはメールのほうのやりとり。

『私はアフガニスタンで平和維持活動(Peace Keeping Mission)をしているアメリカ軍(国連軍、英国軍、その他バリエーションあり。)の○○大将(もしくは大佐など佐官)です。アフガニスタンでタリバンの隠し財産(もしくは単に大金)の入ったアッシュケースを見つけたので、信頼できるパートナーを探してこの大金をアフガニスタン国外に移動したい。これはリスクのない(risk free / risky free)で法的なものだ。このメールアドレスに返答願いたい –(詐欺師のメアド)』

 

これに返答してしまうと、応じてくれたことへの感謝の言葉と、そして緊急性を訴えたり、『あなたを非常に信用している、リスクのないものだ、あなたのもとにこの資産を安全に届けることができる。このことは秘密にしておいていただきたい。お互いの間での信頼が成立していると信じている。Diplomatic Courier Companyがあなたの家まで届けるように段取りを整えるので、住所、電話番号、パスポート等の身分証明書のコピー等をメールで送ってほしい』などと返答してきます。箱の中の金額は何億ドルといった法外な金額。その30%を分け前・お礼としてくれるとも言います。Photoshopで作成した偽物のパスポートや軍の身分証明書のJPGファイルが添付されてきます。

偽軍人の身分証明



デリバリーボーイDiplomatの身分証明


引き受けてくれるかという問いにOKと答えて、でたらめの住所、電話番号(この時はアメリカ在住の設定にしたのでK7という無料のボイスメールのアメリカの電話番号を教えて、パスポートのコピーとして壊れたファイルを添付。そうするとこれが重要な軍事上の秘密保持の必要なものでリスクのない法的なものだということを強調して感謝してきました。

それから、Diplomat Courier Serviceのスタッフから連絡が来て、住所や電話番号を再度聞いてきます。それに応えると、フライトをアレンジしたとか、最寄りの空港への到着予定時間や便名を連絡してきます。もちろんそんな大金届くわけはありません。

当然Diplomat Courier なんて存在しません。Diplomatic Courierというのは外交上の文書を外交官が出入国時にノーチェックで運び出すもので、宅配便みたいなサービスではありません。

ちなみに、バイティングの師匠から教えてもらいましたが、『Diplomatって、デリバリーボーイみたいなことするんですか』と聞くと、詐欺師が不快感を表すので面白いんだそうです。50代、60代の軍人を名乗っていても実物は20代の若者なので、詐欺師はボーイと呼ばれるのが子ども扱いみたいでいやなのだとか。

さて、段取りが整っていよいよ箱がDiplomatによって運ばれようとするとき、Diplomatの飛行機が出発したはずの時間にDiplomatからメールが届きます。なんと、航空会社から荷物の保険料として830ドルが要求されて途中の空港(ヨハネスブルクとかクアラルンプールとか)で足止めされている。至急830ドルを送ってほしいと要求してきます。

「自分で払ってください。あなたがこちらの空港に到着してから払いますから」と返答したら、「このお金が払えないと出発できない、そして自分にはその持ち合わせがない」と返答してきました。そして銀行口座を教えてほしいと言ったら、『南アフリカに銀行口座を作っていないので、ウェスタンユニオンに送金してほしい』と言って送り先の名前、住所などを言ってきます。

それに対してとぼけて「銀行口座番号はどこに??」と聞くと、ウェスタンユニオンに送金してほしいと強調してきます。そのあと、軍人さんのほうからメールが来て「荷物は届いたか、Diplomatとのやりとりはうまくいってるか」と問い合わせてきます。その状況の説明として『Diplomatからウェスタンオニオンから玉ねぎ送ってほしいと言われたので玉ねぎ送りましたよ』と返事したらそのあと捨て台詞もなく消え去りました(笑) 

ウェスタンオニオンという業者のサイトは存在しますが、本当のカリフォルニアの玉ねぎ生産者なのか、ウェスタンユニオンを使う詐欺師をからかうためのサイトなのか定かではありません。

 

2.スカイプで遭遇した箱もの詐欺師

スカイプで遭遇した2回は、日本人キャラを使い、偽軍人をスカイプからメールに誘導して『何か用あるならメールで』と言ったらいきなり箱の話がメールで来たのでした。こちらは最初の段階からからかうのが目的だったので次のようにからかったら逃げ去りました。

1)アフガニスタンで見つけたタリバンから没収したの大金の入った箱を受け取ってほしいと言われて;

『そんな大金、小包で運ぶわけないでしょう、冗談言ってるの?

大金を扱う正しい方法ではない!

貪欲な馬鹿だけがそんなもの喜ぶんですよ。そんなもの1%でも欲しくない。

興味ないよ、さようなら!』

こいつはあきらめて逃げました。 

2)金塊の入った荷物をDiplomatがクアラルンプールまで運ぶ段取りが整っていて、クアラルンプールの税関で支払うお金を払ってほしいとまで最初のメールで言ってきたので;

(汚い言葉あり、ご注意。英語の原文はもっと汚い言葉使いました。)

『メールありがとうございます。残念ながらお助けできません。なぜならば;

1)  クアラルンプールにいるわけじゃないし、行く予定もない。

2)  あんたのパートナーじゃないので手助けする義務もない。

3)  税関に支払うお金がないって、それはあんたの責任でしょ、自分で用意するべきだったんじゃないんですか?

4)  大金扱う正しい方法ではない。

5)  自分が法的に受け取る権利のないお金を受け取りたくない。

貪欲な馬鹿だけがあなたのウ○○の数パーセントに喜んで飛びつくんですよ。わかった?

そのウ○○の入った箱の話なんか持ってくるな!』

この後この詐欺師から作者不明の引用句のメール。

『New day, new blessing. Don't let yesterday's failures ruin the beauty of today, because each day has its own promise of love, joy, forgiveness....Good Morning... 』

(新しい一日、新しい祝福。昨日の失敗で今日という日の美しさを台無しにしてはいけない。なぜなら日毎に新しい愛、喜び、許しの約束があるのだから。おはよう)

意味不明なので無視してたらGoogle+の誘いが来ました。

『cody added you to his circles and invited you to join Google+.

Join Google+ 』

(コーディさんがあなたをGoogle+のサークルに招待しています。Google+をはじめましょう)

これも無視(笑)それ以来こいつからの連絡はなし。



詐欺だとわかったら即メールやIMをブロック。
からかう場合は絶対に捨て
IDで! 実名は使わない!