おフランスはここ数日、季節が逆戻りしたかの様なお天気でござんす。
まあ、毎年そんな感じなんで異常気象とは(もう)思いませんが
ジャポンは30℃超えと言う地域も出たそうやけど、最低気温は余裕で10℃切る鉛色の空模様。
 
この調子やったら、いきなりやってくる夏もまた光の速さで去っていくんやろうねえ。
流石に季節だけはコロナの影響で中止とか順延とかはなさそうやから、その心配だけはせんでもええのが救いやわ。
 
おかあしゃんコロナ、終わってへんよ!おうちにおってください!
 
 
うず坊は最近は我が家の自粛警察になるのがブームの模様。
靴を履かせない大作戦しはるんですけど、ワタクシが外に出る(=買出だし)を狩に行くと思ってるこのお方。
外から帰って来ると熱烈大歓迎ですよ。
時に買い物以外で手ぶらで戻って来ると、何となくですけれども狩にしくじったとでも思っておるのか、ドンマイ!な感じで励ます様にスリスリしてくれはります。
 
 
さて、
益々我が家のジャポンの緑っ子たちの成長が止まるところを知りません。
 
特に山椒太夫さんの勢いがスンバラしいので
香りも勢いがあって、
それやったらこの勢いを閉じ込めて楽しまれへんやろか?
と毎年思うんですよ。
 
毎年山椒の葉の佃煮とかに挑戦しようかなあとかボーッと思っている間に忙殺されて季節において行かれるんですけれど今年は長期出張もないし
ある意味チャンス
 
 
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実は
ロックダウン中に、ジャポンの友人が山椒の新芽の楽しみ方を色々教えてくれたざますので片っ端からやってみましたん。
 
ジャポンのプロの料理人たちがこんなんやってはって絶対美味しいと思うからどう?
って、不味いはずがござるまい。
 
とりあえず、素材があれば手軽にできるこちらから
 
 
 
材料はこれだけ
パンは自家製(小さめに焼いたやつですけど、普通サイズでもオケ)
バタも有塩無塩どっちでもお好みでええと思います。
 
 
 
トースターでもオーブンでもなくフライパンで焼くのよ。
両面にバタたっぷり焼き入れてから(無塩バタの場合は塩で味調整してね)
最後に刻んだ山椒の新芽をパラリとかけるの。
 
これが、とんでもなく白ワインに合いますのよ、おまいさん。
パンをもうちょい小さくカットして人が集まれる様になったらアペリチフで出してもええなあと思いました。
フランスパンでもええと思うけど。
これ、山椒なんかあるかいな!と憤っているそこのおまいさんはプランタ栽培で育てておられる三つ葉とか紫蘇の葉でやってもええと思うよ。
案外春菊も面白いかもしれまへん。(育ったらやってみるわ、んで報告するわね)
和のハーブが無くても、欧州のハーブでやったらよろしわ。
 
 
次はまあまあ大作
ひっさしぶりに厨房お道具の棚卸しお手入れをしている時に再会したパスタマシーン(大昔に購入した手動品)がタイミングよく出てきたので、勢いのある間に仕込んでみました。
 
 
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これを思いついた人は芸術家やわ。
山椒好きの究極の夢の様な気がしますよ。
 
で、こちらベースのパスタはセモリナ粉100%で卵を使わない南イタリアの手打ちパスタのレシピを基本にしてみちゃったけど
フツーに小麦粉と卵入りでも(多分そっちの方がやり易いかも)どっちでも良さそうじゃよ。
 
ワタクシは基本手打ちパスタ(あるいは餃子の皮も)は塩は入れないです。
これね、本場でも入れる派と入れない派があるんですけど(流派と言うより文化の差)
何でかと言うと、プーリア遠征の時の記事でも書きましたけどその現地の水事情によるからざます。
 
ワタクシが住う地域は超硬水で塩味(ミネラル)を薄ら感じる水道水なんですけどね
プーリアなんて水道水飲んだら塩水か?と思うレベル(ちょっと大げさと思うかもしれへんけど、これでお茶は飲めやしない塩っぱさやねん)
これにわざわざ塩を足して、更に塩入りの熱湯で茹でるなんてしつこ過ぎますやん。
手打ちパスタを教えてくれたシニョーラは、塩不要と仰った。
でもイタリア全土でそうとは言えない(水事情も違う)ので正解は一つではない。
 
 
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タリアッテッレ幅だとまだ細かったかも。
今度からこの手打ち麺はパッパルデッレで行こうと思います。
(そしてまたパスタマシーンの存在が忘れ去られていくパターン)
 
それにしても一般的な麺や餃子の生地仕込を機会に手伝ってもらうならば
パスタマシーンよりもヌードルメーカー(PHILIPS)の方が(蕎麦まで打てるらしいのが魅力)ええんちゃうの?
と言う声も耳にします。

 

 

確かになあ、と思いますが、
型抜いたり後片付けとか考えたら(ワタクシの場合)自分で生地丸めて作った方が早い気もする。
ワタクシの友人(邦人)がこれを愛用していますが、感動的な速さで仕込めると喜んでたわ。
 
話はマシーンにそれましたけれども
 
完成品はこんな感じざます。
 
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やっぱり麺はもうちょい太い方がせっかくの山椒の葉っぱの出立を活かせるな。
ソースはバタ柚子胡椒の白ワインソース。
バタ山椒白ワインでも相当美味しいと思うわ。
 
山椒を刻んでパスタに散らして食べるのとはまた違う風味ですけど
労力を考慮したら、むしろ山椒ペーストにしてパスタに混ぜ込んで作る方が風味は上がると思います。
でもね
新芽だからこそパスタに折り込めるんですよ。
これがポイントざます。
 
うっかりしていると、ヒジョーに乾燥している欧州では
あっという間に乾麺になるんで、
そうなったらそうなったで、また上から山椒重ねて風味を上げたパスタにするのも
いとおかし。 かもね。
 
 
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まあ、今年はこんな状況やし
ジャポンの旬を現地で喰ふ事は恐らく不可能かも、と言う覚悟はしているので
ゆるっとスローライフでも楽しむ位のつもりで
 
実験シュフ復活でもしてみよう思います。