夏場所巡業でご無沙汰してしまいましたが
ワタクシはすこぶる元気にさせて頂いておりんす。
時期的に夏場所に入るはずなんですけれども
また寒の戻りで積雪よ、おまいさん。
その上、仏国のワイン産地は晩霜に襲われててんやわんやですわ。
こちらは霜どころか、吹雪よ。
まあ、標高が1200m〜2000mのところをうろうろしたらそうなるわね。
熱いお出迎えも、この有様。
笠地蔵になりそうな旗振りの勇者とホルン奏者
まるで八甲田山の欧州版かと思ったわ。
今回はスイスで出稽古
雪の日を除けば、スンバラシイところでござったよ。
車で移動したので、国境越えもこんな感じでEU圏のそれとは若干やけど一味違う
大したチェックもなくさらりと通り抜けただけですけれども
スイスインする場合、高速道路を走る車にはVignetteなるステッカーを貼らねばならず、40スイスフラン(35€位)で事前にフランスのネットで購入したでござるよ。
行きも帰りも晴天でご機嫌さんやったんですけどね。
スイスの仏語圏だったので、特に大きな不便もなく
ハイジの故郷からはちいと離れているけれども、十分ハイジの世界を感じる事が出来るほどに、牧歌的でかつ、自然の厳しさと美しさを壮大に感じる事が出来た訪問先
ワタクシの住まう田舎とは比べ物にならないくらいにスケール大きな大自然ですわ
なにせ、水が柔らかくて美味い。
そして肌にも優しい山の岩清水で髪の毛までツヤッツヤのサラサラになったわ。
(どうでもいい情報)
空気が澄んでいて、神がかった山々が拝めて、鳥は囀るしかわいい花も咲き始め
夏はさぞかし楽しい事やろう思います
ハイジがこんな豊かな自然に囲まれて生きていたら
そら、世知辛く山の一つも見えぬような都会に連れて行かれたら心が病むわな。
ただ、こういう自然に囲まれて生きるという生活は
長閑な田舎暮らし、では片付けられないんだな。
自然と隣り合わせて人間が住まう田舎の場合は自然との共存生活になるので。
雪が降れば篭るしかないし、春も夏も瞬く間に過ぎてほとんど冬を過ごす訳やし
通りすがりの旅人なワタクシたちなどエエとこ取りとは訳が違う。
都会育ちのクララにとっては一時滞在なら素敵な場所やろうけれど、一生住むとしたら逆に心を病むかも知れへん可能性もあるわけで
それぞれが感じる幸せや豊かさや便利さの物差しはそれぞれに違う
だからこそ、自分が置かれているその中でその場所で心豊かに生きるユーモアが必要なのかも知れへん。
これはどこに住む人間にも当てはまる気がするざますよ。
気が滅入るようなことはどこに行っても起こりうるわけで、それを笑い飛ばせるユーモアはビタミンDの次くらいに必要かもね。
雪は積もるし、雹は降るし、霜まで襲ってくる
初夏も間近やと言うのに
それでも、自分たちが出来ることを尽くしてオロオロとやり過ごすしかない。
そんなに嫌やったら、出て行けばぁ?
では済まないその土地の歴史を背負った人々だっておるわけですよ
怠惰な事をしてたら、自然相手に生きて行かれへんのです
その国が怠惰な国に見える反面、日本人を凌駕するほど勤勉で屈強で真面目な人もおるわけよ。
ワタクシもおまいさんも住まう国の全てを知っているわけではない。
少なくとも
この仏国の歴史と文化を背負って天候相手に右往左往して一生懸命に生きる農夫たちをワタクシは心から敬愛している
もちろん、彼ら全てが尊敬に値するかどうかは断言せえへんけど
十把一絡げにして語るのは慎みたい。
自分調べの範囲しかワタクシは仏国のこと知らんから。
反論はおまいさんの心の中で好きなようにすればよろしい。
ここで議論する気はサラサラないので異議は却下しとくわ
話が著しく逸れたから戻そか
スイスと言えば、チーズが美味しいよねえ。
ワタクシはグリュイエールが大好きなのでウハウハやったんですよ。
テットデモワンヌ(花びらひらひらしたみたいなチーズだが、坊主の頭という名前)も食べまくった
連日のフォンデュにラクレット
フォンデュはまさにミルクの状態から作る本格的なスタイルで、気分はハイジ。
ちなみに最強の食べ方を教えてもらったんですけどね
アルコール度数の高い蒸留酒にパンを付けて染み込ませてからチーズに浸すの。
フォンデュはすでに白ワインガッツリ入っているので、文句なく即酔いますよ。
だが、この食べ方はあり得ないくらいに美味しい。
多分、人生で最高のチーズフォンデュを食べたと全員が絶賛するレベルの衝撃で仲間たちは我を忘れて食べたな。
(ちなみに、彼らは世界中の美酒美食に通じる横綱級のツワモノたちであることを断言しておこう)
ビールでもワインでもよろしいねんけどあまり冷やしてはならない気がする
何故なら、胃の中でチーズが固まる気がするから。
事実、胸焼けとかレベルじゃなくて
胃の中のチーズが全く消化不能なレベルの辛さがやって来る
日本人に限らず、殆ど(つまりスイス人とか仏人以外)が翌日までチーズの二日酔いになったでござるよ。
実は、ワタクシは前日のこれで既に洗礼を受けていたので
メインはビーフフォンデュにしたのでチーズフォンデュの祟り洗礼には遭わずに済んだわけよ
ワタクシがやられたのはグリュイエールの熟成別を食べ比べ&食べ放題ですわ。
ここにシャルキュトリーが加わって、月曜断食で胃が健全化されていたのも加担して
1ヶ月ぶりのチーズ祭りで眠れぬ夜を迎えたわけですよ。
たったの4〜5切れでこの有様
チーズフォンデュを食べまくった仲間はのたうち回ってはった(笑)
もちろん、ヤツらは飲み過ぎもあるので酒とチーズの二日酔い。
まあ、我を忘れるくらい美味しかったんやから幸せっちゃ幸せやんね。
ラクレットもチーズフォンデュもデブには危険極まりないご馳走でもある。
節度さえ守れれば、デブにはならへんというツッコミはその通りですと返しておくわ
たまたまレマン湖も近くて、
それならば是非ともという事で
帰りにちょっと寄り道してもらってチャップリンの博物館じゃなくてフレディ様にご挨拶して来ましたよ。
(この地域周辺はチャップリンとフレディという二人の英国人が長らく住んだことで名物になってる)
フレディと言えば
クリスタルを開けてMade in Heaven をここで堪能するというなんとも贅沢な事をさせて貰った。
無理矢理だろうけど酔狂なツマの趣味に付き合ってくれたオットよ、
ホンマにありがとうさん。
さて、今夜はオットも留守なので
お猫たちと一緒にライブDVDを堪能するでござるかのう。







