こんにちは黒田みかです。
闘病中の今、感じていることを書きますね。
【楽しみにしていた未来の、突然の強制終了】
人生の大きな夢や、長年描いていた計画が、ある日突然、思いもよらない形で閉ざされてしまう――。
私にとってそれは、「海外移住」という夢の断念でした。
きっかけは、子宮がん。
今後数年の治療のために日本に残ることを決めました。
今は放射線治療の副作用による毎日の激しい痛みに耐える日々を過ごしています。
「どうして私が……」
「あんなに楽しみにしていた未来が、どうして消えてしまったんだろう」
思い通りに動かない身体と、痛みのなかで、暗闇に取り残されたような気持ちになることもありました。
かつての私のように、自立して頑張ってきた人ほど、何もできなくなった自分に価値がないように思えて、罪悪感を抱いてしまうのではないでしょうか。
ですが、視点を変えると、
人生のドラスティックな軌道修正には、
必ず私たちを護るための「神聖な意味」が隠されています。
私はこの絶望のなかで、人生で最も温かい「奇跡」を経験することになりました。
【遠くの楽園ではなく、今ここにある安心へ】
海外へ行くことができなくなった私を見て、フィアンセは責めるどころか、私のこれからの人生を丸ごと包み込んでくれるような行動を起こしてくれたのです。
彼は、私たちがこれから共に歩む未来の証として、「日本最高峰の、静かで守られた会員制リゾートの長期利用の権利」を、プレゼントしてくれました。
そして、「これからの話をたくさんしよう」と、私を支えるために同居を決めてくれ、今、一生懸命に引っ越しの準備を進めてくれました。
身体の痛みに耐えるしかない私に、彼が贈りたかったのは、単なる宿泊の権利ではありません。
それは、「誰にも脅かされない、絶対に安全で、最高に美しく整えられた場所」。
そして、「どんな状態の君であっても、これかの長い年月、僕が全力で守り続けるよ」という、言葉以上に深い愛の誓いでした。
海外に楽園を探しに行かなくても、日本の確かな医療という安心のなかで、大好きな人と静かにエネルギーを充電できる場所が、すでに用意されていたのです。
【愛を受け取るという「本当の強さ」】
私たちは、ついつい「何かをしてあげられる自分」でなければ、愛される資格がないと思いがちです。
でも、今の私にできることは、ただ痛みに耐えること、そして彼が頑張ってくれている姿を見守ることだけです。
そんな「何もできない私」のために、彼は未来を贈り、家を整えてくれている。
その現実を前にしたとき、私は気づきました。
「人は、ただそこに存在しているだけで、条件なしに深く愛され、守られる価値があるんだ」ということを。
今の私にとって最大の「強さ」とは、病気と戦うことでも、無理にポジティブになることでもありません。
差し出された特等席に、力を抜いて、涙ごとそっと身を委ねること。
「ありがとう」と彼の愛をそのまま受け取ること。
それこそが、彼への最大のギフトなのだと知りました。
【今いる場所を、最高の楽園に】
もし今、あなたも病気や痛みに苦しんでいたり、人生の計画が狂ってしまって涙を流していたりするなら、どうか絶望しないでください。
それは、あなたを苦しめるための試練ではありません。
「どこか遠くへ行かなくても、大好きな人と、整えられた心地よい空間で、丁寧に生きることで、今いる場所を最高の楽園にできる」ということを、あなた自身が証明していく神聖なプロセスです。
痛いときは痛い、辛いときは辛いと言ってください。
不安なときは大切な人の手をを握り返してください。
あなたが力を抜いて愛に委ねたとき、いま目の前にあるその場所が、あなたにとって一番優しくて、温かい、最高の楽園へと変わっていきます。
そして、余力ができたら、今いるお部屋をお気に入りの空間に整えてください。
整えられた心地よい空間で、丁寧に生きることで、今いる場所を最高の楽園にできますよ。
私の痛みのカケラが、今、暗闇にいる誰かの一筋の光になりますように。
宇宙と、あなたの隣にいる大切な人は、いつもあなたを最高の愛で包んでいます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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