故郷の小高い丘に登っては

                  遠くの山並みを見ていました

                  その向こうに君の街があるなどと

                  想像だにしない頃のことです

 

                  将来の夢も定かではなく、ただ

                  母を楽にしたいと思っていました

                  逆に、年老いてまで苦労を掛け

                  君とのことで落胆もさせました

 

                  相手の立場で考えなさい

                  必ず自分に戻って来ますからが

                  母の口癖で、守ったつもりです

 

                  また山の向うに離れましたが

                  心は戻って来たと信じています

                  君も好きだった母のお蔭で・・・