明けない夜はないと言いますが

                  別れの悲しみは長い夜でした

                  日々の研究に没頭できた私は

                  まだ良かったのかもしれません

 

                  一人家に残った君は、気丈にも

                  何気なく振る舞ったのでしょう

                  腫れぼったい眼で仰ぎ見る朝陽が

                  きっと痛かったことと思います

 

                 人の痛みを推し量ることで

                 自分の痛みは和らぐものですが

                 君の痛みは消えない気がします

 

                 今、幸せで満たされていても

                 別の人生を描きたくなるものです

                 本当の朝を迎えたくて・・・