Failという英語は、不合格とか失敗とか、負のイメージで日本語でも訳されますが、日常生活の中で「目標があったけれど、それを達成できなかった」というイメージでも使います。


 

日本語も季語があったりと美しいけれど、私は英語の、一つ一つの単語に「イメージ」があることが好きです。

 


 

最近、Failしたことが。

 








 

 

約半年間、里親として預かっていた犬、ロニ。

とうとう正式に飼い主になりました。

 

 

 

英語では、里親のことを「Foster」と言い、譲渡せずにそのまま飼い主になることを “Foster fail” や “Foster failure” と呼びます。



直訳すると「里親失格」ですが、実際には「可愛すぎて手放せなくなってしまった!」という、むしろポジティブな意味合いの言葉です。

 

 


変顔🤣2025年8月


 




2024年1月上旬施設に引き取られた時の写真


 



ロニはとても忠誠心が強く、ボスがいないと不安分離症となり、感情をコントロールできず吠えたり暴れたりする。





里親初日一月末




狭い檻の中では退屈すぎて、自分を傷つけてしまうこともあり、ご飯を食べなかったのか、出会った頃は体重40lb(18kg)。




体力なくて、ちょっと散歩するだけでハアハア。







施設に戻すと薬で大人しくさせられると知った時から、私たちは傷が治るまで預かり、預かりながら譲渡先を探そうと獣医と話していました。

 



車大好き❤現在56lb。25kg。ちょっと肥満滝汗




でも、フォスターチームにはその意向が伝わらず、2度目のフォスターで6ヶ月後、フォスター終了の日が来てしまった。




泳ぐのが好きだと知り、良く海に連れて行く。

ピットブルなので、周りの反応が怖くて最初、夜行っていた。海水で傷の治りも早かった。




せっかく症状が良くなってきたのに、また振り出しに戻ってしまう…。だから正式に飼い主になることを決心しました。

 

 


夫を噛んで遊ぶ。。



特に夫にすごく懐いてしまい、また、兄弟のいない夫は犬と成長してきた人で昔2匹飼っていたボクサー犬を思い出してとても可愛がり、ロニが夫をボスだと認識しているので、引き離すことはできなかった。




夫の腕枕で昼寝するロニニヤニヤ

 




今では落ち着いていてとても社交的。

 

 

顔見知りのご近所犬オーナーそれぞれに、とうとうオーナーになってしまったよ。。と伝えると、

 

 

Oh---!Foster fail!よい決心をしたね!と笑われます。

 

 

犬がいることで、いろんな人から話しかけられ、温和なアメリカ人たちの優しさに触れる機会が増えました。





犬OKのレストランに食べに行けば、わざわざオーナーが犬の為に氷と水を持ってきてくれたり、お客さんが食べ残しのポテトもってきてくれたり。。

 




いっぱい水溢してビチョビチョ💦

 




海に行くことが増えた。




綺麗なところに住んでいるのだと改めて気づかせてくれた。


 

世界が少しずつ変わっていくのを感じている半面、家族がアメリカに一人もいないのでいろんな不安もあります。

 

 

 

イタリアには病気の義母。

日本には年老いた母

 

 


どうやって親の面倒も見たらいいのだろうとか。

確実に、旅行には気軽に行けなくなったな。。。とか。

 

 

今年、イタリア人の夫は市民権を申請します。少しずつ、アメリカが私たちの生活の基盤になってきているのを感じる。







私は市民権はまだ考え中。でも、きっと市民権を取得したほうが、いろいろと可能性が広がるんじゃないかな、と思ったり。

 




 

日本の国籍を放棄すれば、アメリカとイタリアのパスポートを申請できる。ヨーロッパの企業で働くこともできるし、ヨーロッパに住みながらアメリカドルで稼ぐ仕事も探せるかもしれない。

 





 

そんなことを考えながら、年齢を重ね昔より腰が重くなっており、ピットブルの雑種という敬遠されがちな犬を飼ってしまった今、きっとこれからの10年は、日本のパスポートを持ってアメリカで生きていくのだと思います。

 

 

 

We are a proud foster fail. And it’s the best kind of failure.

 

 

 

 

 






フィルターなし。

自然の光の反射が美しい南フロリダです。