来年の1月17日から公開されます
【ナショナルギャラリー/英国の至宝】の試写会と
美術ブロガーTakさんと美術ジャーナリスト藤原えりみさんの
楽しいトークショーへと足を運びました
今回のご招待をくださったのは
「青い日記帳」という美術ブロガーさんと映画の共催イベント
ひと足早く、この素晴らしい映像を観ることができて
その美しさに大変感激しましたし
膨大で緻密な内容に脳みそフル回転の161分で
心身ともに疲労しながらも、素晴らしく充実した濃密な時間となりました
上記の写真はギャラリートークのシーン
何人もの語り手が様々な職業や年齢の人々を案内します
その語り手たちはそれぞれに情熱的で熱く、ウィットに富み
絵画に潜む、我々の知り得ないストーリーや
イマジネーションを豊かに広げるような疑問を投げかけてくれます
このシーンには大変に興味が湧き
このようなサーヴィスが日本にもあったら素晴らしいのに
と思いました
この歴史と権威ある美術館には大勢のスタッフが働いています
絵画の修復や保存をするスタッフ
額縁を制作するスタッフ
運営を任されるスタッフ
建物内を展覧会ごとに作り変えるスタッフ…
鑑賞に訪れるだけでは知ることのない
たくさんの人々の仕事によって
この権威ある美術館は存続され発展しているのです
印象的だったのは
広報や運営、マーケティングなどのスタッフミーティングです
誰もが皆、
ナショナルギャラリーを守る者としてのプライドと愛をもって
真摯に互いの意見や想いをぶつけ合います
誰もが皆、この素晴らしき世界的な芸術作品に敬意をもち
決してその価値を落とすことなく
守り抜こうという使命感を持っているところに胸打たれます
他にも驚くようなプログラムが用意されていて
本格的なヌードデッサンのレッスンが行なわれていたり
展示室にピアノが持ち込まれ、リサイタルがあったり
斬新なアイディアの元、ワークショップが開かれたり…
そして上の写真は
美しい肉体を描く、ティツィアーノの絵画の前で、
英国ロイヤルバレエ団のダンサーが踊るというイベント
これがラストのシーンに相応しい
優雅で緊張感溢れる素晴らしいエンディングとなります
美術ファンのみならず
この偉大なる美術館の全貌は必見の価値あり
アートの世界にとどまらぬ
美、人間、仕事、伝統、改革、高潔、愛…
構想から30年
撮影総時間170時間にも及ぶフィルムを3時間に凝縮
以前、ルブタンの映画を観た時に
監督のこだわりの強さには舌を巻きましたが、今回も
名匠ワイズマンの執拗なまでの情熱を
ここに見ることが出来るでしょう
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