滅多にないことですが
こちらのターナー展には2度足を運びました
1度目は2時間でも時間が足りず
最後が駆け足になってしまったためです
それほど、惹きつけられてやまないとは
天才にして多作
いえ、多作だからこそ天才
例えば、ほぼ天才と同義語と言える
モーツァルト然り、プリンス然り
今回の展覧会を観れば
その理由は明らかでしょう
多作の意味合いを間違えてはなりません
ターナーの作品は常に新たなものへの挑戦であり
仕事は体系的であり重層的
常に質の高い作品を作り続け
その情熱たるや、全てが絵画へ反映され感動的です
作品には確かな動きが感じられ
それは静止画の持つ躍動感とは異質の
ゴッホにも通ずる、あの、動きに他なりません
しかし、ゴッホの表現とは全く別の次元でのアプローチ
更に、実態を目の前に示すように
波立つ海はどれほど冷たいのか
空からの光はどれほど眩く世界を照らすのか
風は吹いているか、音楽は鳴っているか、人々の声は
そんなディティールまでも
凡人の私の前に差し出すターナー
芸術とは
かくも高みへと魂を導くものか
最後の1枚は…
胸の深い部分に真理が突き刺さり
涙が零れ落ちるのを押さえられず、観るほどの
素晴らしさでした
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