私の中では今
黒留袖ブームが
起きていて、

毎日せっせと
箪笥から
黒留袖を取り出しては
着付けボディに着せて、

妄想コーデを
しております〜泣き笑い


下の黒留袖は
私の祖母が妹の結婚式で着た
ひとえの黒留袖で、

母がまだ元気な時に
私に讓られました。


妹の結婚式は
6月だった為、

暑がりの祖母は
母が当時勤めていた
今はもうない
地元の老舗の百貨店で
このひとえの黒留袖を
誂えました。



私の結婚式では
祖母は金銀が目立つ
華やかな黒留袖を
着ていました。


下の写真は
その時撮影したものです。


左から順番に
私の母、祖父、いとこ、祖母が
並んでいて、

後ろの列には
妹2人が振袖を着て
並んでいます💓おねがい
下矢印


上矢印
上の写真で
祖母が着ている黒留袖は、

母の部屋にある
母が妹の為に遺した
桐箪笥の中に
納められています。


我が家のひとえの黒留袖には
「升豊」と読める
落款があるので
加賀友禅かと思い
調べたのですが、

古いもののせいか
今の加賀友禅技術者登録名簿には
掲載されていませんでした。


加賀友禅の組合に
問い合わせたところ、

「落款の写真を送ってくれれば
過去の作家でも
調べる事が出来る」と
言われたのですが、

落款はあるのに
作家がわからない帯や着物は
我が家には他にも
たくさんあり、

ついつい億劫になって
まだ問い合わせていませんアセアセ



実は、
私はこの黒留袖の柄行きが
大好きなのです。


なぜかというと
祖母の黒留袖に描かれている
この風景は、

祖母が生まれ育った
ふるさとの山寺の風景に
大変よく
似ているからです💓おねがい


杉や松の木立ちが
山に連なっていて、

梅が山のあちこちで
紅や白に
ぼうっと咲いていて、

本堂や書院が連なる
この柄行きを
眺めていると、

私は子供の頃
母のふるさとで過ごした
お正月を思い出して、

なんだかまるで
桃源郷に来たような、

うっとりするような
とても幸せな気持ちに
なるのです照れ



きっと、
祖母もこの柄行きを見て
まるで自分の家のようだと
思ったから、

この黒留袖を
誂えたのではないかと、

私は勝手に
思っていますおねがい




木立ちが連なる道を
車でくぐり抜けて、

いくつもの
奥深い山を分け入り
懐かしいふるさとに
辿り着けば、

書院はもうなくなって
葬祭殿になったけれど、

本堂は昔と変わらずに
今も建っていて、

ご先祖様も祖父母も
両親も叔父叔母も親戚も、

私と妹の事を
お墓で今か今かと
待ってくれています。


みんな、
愛をありがとう。