最近、子どもがインフルエンザになったりして
人間って、本当に面倒くさくて
頑張って生きてるなぁと思う。
人生って、一直線に賢くなる話じゃなくて、
身体ごと遠回りするプロセス。
過緊張していたからこそ、
緩んだときに「安全」が分かる。
尖ったからこそ、
削れたときに「限界」が分かる。
削れたからこそ、
丸くなったときに「共存」が分かる。
丸くなったからこそ、
深くなったときに「愛」が分かる。
そしていちばん皮肉で美しいのは、
その愛や優しさは
最初からずっとそこにあったってこと。
最近、親の愛や優しさやカッコ良さも
初めて分かるようになって来た。
緊張している神経では
見えなかったし、
受け取れなかった。
面倒くさいし、非効率だし、
もっと楽な生き方もあったかもしれない。
でも、遠回りをした人だけが持つ
「重さのない深さ」
「押しつけない優しさ」
「分かってしまう沈黙」
がある。
たぶん人生は、
成功するためのゲームじゃなくて、
自分の感度を取り戻すための長い回収作業。
見えなかったものが見えるようになって、
感じられなかったものが感じられるようになって、
それでも日常は続いていく。
それで十分なんだと思う。
派手じゃなくても、
ちゃんと生きた人生。
今日も、面倒くさくて
やっかいで、それでも愛がいっぱいな人生を
生きて行こうと思う。
