朝早くからまた施設の母から電話があった。
「お小遣いがなくなってきたから悪いけど少し持って来てくれない?」
明るく少し済まなそうな声。
2日前の電話は恨み節で命令口調だった。内容は洗濯物を取りに来いというもの。
でも洗濯物はその前に弟が回収している。
施設に入ってから母が壊れていくのを感じる。
ケアマネージャーしている友達が言っていた。
環境が変わると途端に認知が進むそうだ。
「区画整理で道路1本できただけでその周りの地区のお年寄りの認知度が上がるよ。」
私は母を壊してしまったのだろうか。
そしてまた今さっき電話がかかってきた。
同じ内容だ。少し怒っているみたいな声。
ちょっとブラックになっているっぽい。
今日は弟が担当。がんばれ弟。