信州旅3日目。
この日も雄大な景色を見に出かけます。
それは・・・
「黒部ダム」!
富山と長野の県境に位置する、
昭和38年に完成するまでに7年の月日を要した、
高さ(堤高)186メートル、
幅(堤頂長)492メートルと、
日本でもっとも堤高の高いダムでもあります。
この黒部ダム、私は40ウン年前の修学旅行で訪れる前日、
夜に『黒部の太陽』という、
黒部ダムの建設を描いた映画のワンシーンを見たんですね。
若き石原裕次郎が、暗いトンネルの中で
ずぶぬれになりながら奮闘していた姿だけ
覚えていたのですが・・・
今回ようやくその理由が分かりました。
秘境の黒部峡谷に物資を運ぶトンネルを
長野の大町から黒部まで掘ったとき、
「破砕帯」という、
毎秒660リットルの水が噴き出す場所にぶち当たり、
その80mの場所を突破するのに7か月かかったのです。
映画『黒部の太陽』では、その奮闘の模様を描いていたんですね。
そしてその破砕帯を抜けるトンネルこそ、
扇沢駅からバスに乗って黒部ダムまで行くのに使うトンネルで、
乗る前に待合室の映像でそれを知った私は大コーフンでした(笑)

大きい!美しい!
そして、毎秒10トン以上の水を霧状に吹きだす、
観光放水のすごさときたら!
展望台や放水テラス、新展望広場など、
いくつもの場所でその景色を楽しむことができます。
ダムの向こうは黒部湖。

この日も天気が良かったので真っ青です!
だんだん階段を下っていくと、放水が近くなります。
それとともに虹も見えてきました。
綺麗ですねぇ!

ダムの周りには、工事に使ったコンクリートバゲットや、
黒部ダム建設当時の映像や、映画のセットレプリカを見られる場所も。
60年前に、こんなにどでかいものを作っていたなんて!
ちなみに建設にはのべ100万人が携わり、
7年の月日をかけ、
当時の関西電力の資本の5倍かかったとか・・・!
こんな大事業だったため、殉職された方も171名に上り、慰霊碑もありました。

最後に、水をせき止めている「堰堤(えんてい)」を歩きます。
おお!虹が、滝のところだけでなく、
その向こうまでミストがかかっているのでしょう。
アーチ形に向こうにまで見えます。
それにつけても、これだけの水量、水圧が60年かかり続けても
びくともしないものを作れるなんて・・・
人の技というのはすごいものです。
そんな、見ると誰もがそのスケールに
「おおー!」となる場所だからでしょうか、
周りには社員旅行の団体さん、
アジア系の海外の団体さんも多かったです。
私の40年前の疑問が解消され、
美しく壮大で、
かつ人の力が成し遂げた偉業を目の当たりにできた、
心が震える時間でした。

この日の観光はここまで。
夕方までゆっくり過ごしてから、
旦那さんと別行動となり、
私は松本のお友達Mさんとお食事です。
Mさんとももう15年以上のご縁になるでしょうか。
美味しいものをいただきながら、
1年ぶりの再会におしゃべりの花を咲かせました。

食事を終えて外に出ると「ドーン!」。
なんと花火が!
松本城の裏手にある松本神社の例大祭で、
花火が上がっていたのです!
なんとー!今年も生で花火を拝めましたよ!
翌日、松本神社をお参りしてきました。
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