

北欧 スウェーデンの名車
ボルボのエンブレム
別名を「アイアンマーク」と呼ばれるこのエンブレム(円に矢印)は、スウェーデンでは『製鉄』を意味します。
「ボルボ(Volvo)」には、ラテン語で『私は回る』という意味があります。
(- -?)なぜ?

元々は、創業者の一人、アッサール・ガブリエルソン(写真左)が若い頃所属していたスウェーデン南西部の都市イエテボリ(ヨーテボリ)に本社を置くベアリングメーカー「SKF」の、当時休業中だった子会社の名前『ボルボ』を、そのまま拝借したのです。
Assar Nathanael
Thovaid Gabrielsson
1891 ~ 1962
彼は、おもにボルボ創業時の経営面を支えました。
そして、もう一人の創業者、グスタフ・ラーソン(写真右・SKF設計部所属の技術者)は、技術面を受け持ちました。
Erik Gustav Larson
1887 ~ 1968
この2人は1924年の冬、スウェーデンの首都ストックホルム駅前で、劇的な出逢い(再会)をしました。
アッサール・ガブリエルソンはパリ駐在中に、当時のスウェーデン国内産のベアリングが、米国製のそれよりも安くて性能がよいことに気づき、
これを使って、スウェーデン製の国産車を造ろうと、グスタフ・ラーソンに提案したのです。
スウェーデンでは良質な鉄鉱石が採れるため、国内で製造された鉄は、とびきり頑丈と評判でした。
また、同国労働者の賃金は米国より安く、コスト競争上有利でした。
2人は翌年に青写真をつくり、ストックホルムで試作車の製作を始めました。
SKFはこれに出資し、子会社『ボルボ』の名称と、イエテボリにある工場を与えました。
ここから、
ドイツ車でもない、
英国車でもない、
米国車でもない、
スウェーデン独自の
個性的な車造りが
始まったのです。
つづく…
次回は
ボルボ最初の車
‥
「OV4(通称ヤコブ)」
これを掲載予定