「ローマ法王に
なる日まで」
(日本語 字幕つき)
12:05~14:05名古屋 伏見ミリオン座3
(名古屋市中区 錦)
この映画は、2013年春から現職のカトリック教皇(以下「現法王」と記す)『フランシスコ』となった南米アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ氏が、どのようなところから選出された人物なのかを、史実を基に作られたものであり、たいへん興味深く観た。
若き日の現法王は、アルゼンチン軍事政権下という、厳しくつらい時代に生き、献身を志し、後に指導者に抜擢されたわけであるが、
その彼は、常に貧しい人々と共に過ごしていたことが、わかった。
彼の移動の足は、一般庶民の乗用車の代表格と言える「ルノー4(キャトル)」で、自ら運転していた(別記事参照)。
アルゼンチン軍事政権下の混乱は無茶苦茶で、まことにひどい時代であった。
しかし、そこから、この新法王が誕生したのである。
彼はイタリア移民の家系であり、イタリア語が不自由なく使えた。加えて、ドイツ留学経験もあり、映画ではドイツ語も話していた。
その彼は、ドイツ留学中に同国南部の教会に掲げられている絵画『結び目を解く聖母』に深い感銘を受け、この信仰を、帰国後に南米で広めた。

結び目を解く聖母画
そういう意味では、彼が新法王に選ばれたのは、画期的な出来事と言える。
この映画を観て、特に意見すること。
たとえば、法王(またはその側近の要職指導者たち)がまだ選ばれていないアジア・アフリカ・オセアニア諸国から、いつになったら出てくるのだろうか?
また、それはどこから出るのだろうか?ということである。
そうなると、これまで欧州偏重であったカトリック教会の歴史が、本当の意味でのカトリック(公同)となるだろう。
この映画は後日、静岡サールナートホール シネ・ギャラリーと浜松シネマイーラで上映される予定である。
再度出かけ、台詞のアルゼンチンなまりのスペイン語を、味わいたく思う。
9/05火
10:00~11:55浜松 シネマイーラでも鑑賞
二回目の鑑賞で特に心に残ったのは、「結び目を解く聖母マリア」の場面であった。
これを、プロテスタントでは偶像礼拝と非難するが、画家の示す信仰に、目を留める必要がある。