次男がプロのカメラマン目指して、日本写真芸術専門学校で学んだ2年間。

そんな彼も卒業。

上野にある東京都美術館で卒業写真展があり観に行ってきました。


この学校からたくさんのカメラマンが生まれるだけあって厳しい学校でした。。外国人も多く、社会人になってから学ぶ人もたくさんいるようです。

課題も半端なく多く、ほとんど毎日撮影に出掛けていました。


正直お金もかかりました💦

長男が理系の大学行っていましたが、同じくらいの学費!しかもプロ仕様のカメラ、レンズ、写真用のプリンター、MacBook Pro・・・まずはここから準備😅

プロのカメラマンになるには、よっぽどの覚悟と才能とチャンスがないと難しい世界。それでも子供がやると決めた以上夢を壊すことはできません。

「親は借金してでも応援するしかない‼️」

と私の母がよく言っていた言葉。私も親から応援してもらってきました。旦那さんは男目線なので反対していましたが、私は息子を信じよう!応援しよう!と旦那さんを説得して寄り添ってきました。


思った以上に大変な2年間でした。というより次男とはいろんなことをのりこえた10年間でした。

そんな彼もミラクルなご縁で、大活躍しているカメラマンに認められて一緒に働かせてもらうことが決まりました。本当に良かった。


そんな2年間の集大成である写真展。

個性のある写真がたくさん並んでいました。写真も芸術。綺麗に撮ることがいいのではなく、それぞれの想いが写真に宿っています。表現方法もそれぞれ。私は絵を観に行くことも好きですが、絵画の世界も写真の世界もその背景に表現者が投影されています。


息子の写真は今まで見せてもらっていましたが、彼の想いが今日はっきりとわかりました。

なぜか新宿が好きで新宿で人を撮っていました。トー横キッズたちとも仲良くなって撮らせてもらっていました。彼らの心を開いて写真を撮らせてもらうために、一緒に缶ビールを飲んだり話をしたり通い続けていました。

私は息子が帰ってくるまで心配で、熟睡できない2年間でした💦


なぜここまで新宿にこだわるのか?

それが今日わかりました。涙が出ました。

旦那さんと仲が悪く家庭が居場所ではなくなっていた彼の孤独、虚しさ、寂しさ。新宿はそんな人が多く受け入れてくれる。だから居心地がよくて彼の居場所にもなっていました。

そんな息子と同じ気持ちの子が多いトー横キッズたち。彼らにもここに集まる理由があります。ただ警察が取り締まるのではなく、彼らの家に帰れない原因から解決してあげないといなくならない。


高橋のりみ横浜市会議員が登壇した話を聞いたことがあります。トー横キッズの話がありました。知り合いの娘さんが止めて止めても新宿に行ってしまい帰ってこない。高橋議員が彼女を家に泊めていろんな話をしながら寄り添ってきたそうです。

それでもまたいなくなる。何度も新宿まで行って連れて帰ったこともあるそうです。安心すると自傷行為までしてしまう。彼女たちの心の傷は深い。自分たちがやることは止めることではなく、彼らの気持ちを理解して安心安全な居場所を作ってあげること。そんな話をしていました。


次男は写真を通して自分の心を表現しているのかもしれません。旦那さんが息子に寄り添うフリをしてもバレてしまいます。旦那さんの心を変えることをこの10年私なりに頑張ってきましたが無理でした。


でも無事に社会人になる息子を引き続き私は応援し続けます。きっと彼を認めてくれたカメラマンもそんな息子をわかってくれているような気がします。


「息子さんにはセンスがある。今後が楽しみな子だから育てていきたい」


と親にとって最高の言葉を聞きました。

大手の会社と契約している凄腕のカメラマンで、様々なジャンルの撮影を経験できる恵まれた環境。今はアシスタントで経験とスキルを磨いて、いづれ1人でもやっていけるように成長を見守りたいと思います。


卒業おめでとう💓